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投資したのは「白いシャツ」! 10万円でも買う理由【40代おしゃれコスパ論 #40】

新年は白いシャツでスタート。大人の白シャツ、どこにある??
Akane

Akane

マリソル美女組出身、元国内線CA。プチプラで高見えするアイテムを見つけ出すことを何より得意とするファッションブロガー。高校のフランス語教員免許をもち、いつかは通訳者になりたいと現在ゆる~く勉強中。夫、中学生女子、小学生男子の4人家族。身長163cm、体重48キロ。
2024年の幕開けもそろそろ! 毎年、新年には新しい服を着ることが多いですが、今年はいつもより気が引き締まりそうな服を選びました。お正月用に準備したのは……真っ白な「シャツ」。まっさらな白シャツで新年を迎えようと、お気に入りの1枚を12月ごろから探していました。

星の数ほど選択肢がある白いシャツでも、「これしかない!」と思った究極の1枚は、「DIOR」で見つけたシャツです。今日は、「白シャツコーデ」にちょっぴり差がつく素敵な商品をご紹介させて頂きます!
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価格は10万5千円……汚れやすい「白」にはちょっぴり勇気が必要! でも、品質がダイレクトに出やすい白シャツには投資する価値がありそうです。「品質がいい」だけならもっと安価な商品でも探せそうですが、その上をゆく魅力は、このシャツにしかないデザイン性の高さ。一般的にシンプルな白シャツは、「シャツが主役」というよりは何かと合わせてシャツを映えさせることも多いですが、これは堂々と「シャツが主役」。圧倒的な存在感は他にはないものを感じたので、この価格はむしろ「コスパがいい」と思ったくらいです。

さて、シャツの形を見ると、なんとなくいつもとは違う?? このマニッシュなシルエットはもしや……そうなんです。DIORでもレディースではなく「メンズ」の商品。メンズシャツから選びました!
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「これ以外に欲しいシャツは見つからない」と思った一番の理由は「ロゴ」です。片襟に手書き風のロゴが刺繍されたデザイン↓……これにひと目惚れしました!あいにく、同じデザインが女性用で見つからなかったので、当初まったく頭になかった「メンズシャツ」という選択肢が浮上。

サイズ……大丈夫??
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メンズ商品、さらには外国製ということもあり、ハイブランドの中から選ぶことがあっても、さすがに「メンズ」は眼中にありませんでした。「大きくて着られないだろう」と最初から除外。そのため、意外にもサイズが合ってしまった時は目からウロコ状態。

外国製のメンズシャツ……ちゃんとおしゃれに着られます!
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このメンズシャツはサイズ「37」から選べます。「37」と「38」は「SMLサイズ」に換算すると「S」に相当することが判明。ユニクロのメンズでもよく「S」を買うことがありますし、それにわたしは肩が張っているので「もしや??」と期待して試着をしてみたところ、むしろ「37」では身幅が物足りず、「38」が理想のフィット感になりました♪

袖や着丈はメンズらしい長めの丈ですが、もともと「オーバーサイズ」で探していたのでシルエットは完ぺきに理想! ヒップをすっぽりとカバーする丈があるので、レギンスなどに合わせてラフなスタイルでも着られます。
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シャツの素材は綿100%。「ポプリン」と呼ばれる薄手の平織り生地で、さらっとなめらかで上質な手ざわりです。光にあたると表面にツヤが感じられるので、さわやかなコットンでも大人の印象。そして目立たない部分ですが、ステッチの美しさにもうっとりします。「メゾンのお針子たちの尽きることのない心遣いと気配りによって作り上げられました」というメッセージが添えられていましたが、着ていると自分を高めてくれるようなパワーを感じます! ……こういう「見えない価値」、大事ですね★

自宅洗濯OKなので、汚れやすい白シャツも安心。
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このシャツを見た時、「コーデが作りやすそう」と思いました。特に、白黒のモノトーンコーデの時、このロゴが大きな役割をしてくれると思ったのです。ロゴ入りの「Tシャツ」を着る時と同じように、シャツにもロゴが入っていると、他の黒アイテムにリンクして、モノトーンコーデをグッと引き締まった印象に見せてくれます。

ありがちな白シャツが「普通」に見えにくくなるのです!

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コーデを考える上で少し気をつけたいのは、「ホワイト系」の服を合わせる時。このシャツは本当に「真っ白」なので、オフホワイトやアイボリーのようなやわらかなホワイトを合わせてしまうと、色がまとまりにくくなります。ワントーンにするなら、なるべくシャツと同じ「白」を合わせたいところですが、探すのが難しい場合は無理にワントーンでまとめるより、黒を合わせた「モノトーン」が簡単です♪
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真っ白なシャツは、春になるとさらに出番が多くなるアイテム。1枚でもジャケットに合わせても、清潔感のあるきれいめコーデが作れるので持っていると便利です。メンズシャツは、いつもとは違うコーデを発見させてくれるかもしれません♪
★Day1:モノトーン(黒パンツ)

まず一番最初に合わせたいと思ったのはマニッシュなパンツです。メンズシャツにあえてルーズなパンツを合わせ、とことんカッコよく着てみたいと思いました。パンツは以前ご紹介した「M7days(エムセブンデイズ)」。ワンサイズ上げて買ったのが功を奏し、シャツにバランスのいいマスキュリンな雰囲気になりました。

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足もとはスニーカーで抜け感を出したり、春夏はサンダルを合わせても大人っぽいシャツコーデになりそうです★
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★Day2:モノトーン(黒スカート)
白シャツは黒いスカートとの相性も抜群ですが、ツヤのあるサテン生地やさらさらな素材感を合わせてしまうとエレガントな印象が強くなりがち。ハードなレザーやマットな素材なら、上品すぎないスカートコーデに仕上がります。
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白シャツは着回しも自由自在。寒い季節はニットやカーディガンで重ね着もできますね♪

ニットは以前ご紹介したM7daysの商品黒いニットにシャツのロゴがリンクして、普通の白シャツより「モノトーン」の存在感が増します。

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★Day3:モノトーン(ハーフパンツ)
メンズシャツの大きめなサイズ感は、短めのパンツに合わせるとこなれた印象に。シャツはインせず全部出して着たほうが、抜け感が出ておしゃれです。
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こちらも重ね着ですが、シャツの上に何かを重ねるのではなく、シャツの中にニットを入れた重ね着です。オーバーサイズを選べばこんなアレンジもでき、着回しもさらに広がります。
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★Day4:白シャツ×ベージュ
モノトーン以外でも白シャツは大活躍。白に相性のいい「ベージュ」は、春らしい上品な印象に見せてくれます。バッグやシューズはロゴに合わせて「黒」を選ぶと、よりまとまった印象に。
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★Day5:白シャツ×デニム
白シャツといえば、やはり王道の「デニム」ですね! 春はブルーデニムと一緒にさわやかに着たい気分。同じく相性のいいトレンチコートをはおれば、大人のきれいめカジュアルが完成です。
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★今日のコスパポイントまとめ★
1:高価でも1枚で主役になれる、圧倒的な存在感
2:モノトーンコーデが作りやすい
3:自宅洗濯OKな「洗える白」

……この冬、セリーヌのダウンを選んだ時と同じように、今回の選び方も「一生もの」にはこだわらず、「定番」より「今着たい」を優先しました。ハイブランドの「メンズシャツ」という新しい選択肢は、2024年のコーデにいつもとは違う変化を与えてくれそうです!


<ご紹介した商品>

 

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★オマケのコスパ★第40回

「縁起のいいご挨拶」

毎年、御年賀を買いに必ず「とらや」に行きます。とらやの羊羹が大好物の方がいるので、その方へのご挨拶は決まって「羊羹」。羊羹は羊羹でも、この時期のとらやには新年にふさわしい縁起のいい限定パッケージが登場するのをご存じでしょうか?

今日は、見ているだけで運気が上がりそうな、もらってうれしい御年賀にぴったりの羊羹2品をご紹介させて頂きます♪
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御年賀用に選んだのは、鮮やかな赤い箱に入った羊羹。「髙根羹(たかねかん)*ハーフサイズ」(左)と、おなじみ「小形羊羹(5本入)」(右)です。「富士山」と干支の「辰」、どちらも見るからに縁起がよさそう! 美しいパッケージが魅力的です。
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まずは、大きな1本タイプの「髙根羹」。片手で持てる小型の箱ながら、持ってみるとずっしりと重く「660g」もあります。これでも「ハーフサイズ」で、この商品が2個入った「大形」は2倍の迫力!
中から羊羹を取り出すと、パッケージと同じ赤色の羊羹がお目見え。いったいどのような縁起物なのでしょうか……
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カットすると……「富士山」! 商品名に「髙根」とあるように、大きな富士山が切っても切っても現れるという、なんとも縁起のいい羊羹でした。
これは最近の商品かと思いきや、初めて発売されたのは明治40年とのこと。「とらや」の創業は室町時代後期なので、その歴史の中ではわりと新しい商品ですが、それでも今から100年以上前に発売された歴史のある商品です。

とらやの羊羹はあとに引かない不思議な甘さで、緑茶と一緒についパクパクと食べてしまいます!
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そしてこちらは、ちょっとしたご挨拶用に買った小形羊羹の詰め合わせ。とらやで人気の代表的な3種類の味が楽しめるこの商品のポイントは、外箱だけではなく個々の箱にもちゃんと「辰」が描かれていること! バラにして「ミニお年賀」として配ろうと思いました♪ 小さくても品があり、縁起のよさもちゃんと伝わります。

干支柄の小形羊羹は5本~18本入りとバラエティー豊か。5本入りなら価格も1,620円とお手頃なので、身近な方へのご挨拶に使いやすい商品です。
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小形羊羹は「手を汚さず食べられる」というのも贈り物にしやすい理由のひとつです。開封しやすい包装なので、ベタつきやすい羊羹もスマートに食べられ、デスクワークをされる方にも贈りやすいのがポイント。

創業約500年の老舗店でも、現代に合わせてちゃんと進化しているのはさすがですね!
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そして、御年賀のついでに「とらやカレンダー」も買ってしまいました↓……これも趣がある商品で、2024年の絵柄は200年前(文政7年)に作成された当時の菓子見本帳から選ばれたそう。春をイメージしたお菓子など、この頃から和菓子には季節感が大事にされていたのがよくわかる、趣深いカレンダー。

江戸時代はこんなお菓子が楽しまれていたのか……そんなことを思いながら食べる羊羹はさらにおいしく感じられます♪
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「辰」のパッケージにいつもより惹かれてしまう理由は……そうです、わたしは辰年、「年女」なのです!……といっても喜んでいる場合ではなく、そろそろ40代も終わりの頃。あせる気持ちのほうが強いです(笑)

何はともあれ、今年は4月にスタートしたこの連載が無事に本年を終えることができてホッとしています。そして何より、いつも読んで下さる皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。また来年もお役に立てるような情報を楽しみながら書きたいと思いますので、引き続き2024年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さまにとって毎日が幸せに過ごせる1年になりますように☆彡
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<ご紹介した商品>
*次回の更新は1/14(日)です(*1/7はお休みになります)

  

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