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簡単にこなれる!夏のモノトーンコーデ①今っぽく白を着こなすには、 面積の広い「ボトム」で投入せよ【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #83】

この夏はトップスとボトムの色のバランスを反転させて、「ボトムに白を使う」のがおすすめ。一気にこなれたムードに仕上がる技をエディター坪田が伝授します。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。インスタ@asamit1201では毎日の着こなし「EVERY DAY OUTFIT」を更新中。著書に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて〜40歳からのFashion&Beauty Method〜』(PARCO出版)がある。

この夏、新たに投入するなら

「ホワイトボトム」!

夏が大好きな私は、春先からいつも真夏を意識したお買い物や服作りをしていますが、皆さんにぜひ投入してほしいアイテムがあります。それはズバリ「ホワイトボトム」。


白は夏の定番カラーなので何を今さらと思われるかもしれませんが、トップスではなく「ボトム」というのがポイント。そしてコーディネートは白と黒だけを使った辛口な「モノトーン」でまとめること。重要なのはこの2点。


ホワイトボトムは「汚れそう」「子供っぽくなるのでは?」「コンサバになりそう」と敬遠されるかたも多いかと思いますので、今回は私物のホワイトボトムを使ったコーディネートとともにご紹介したいと思います。


ホワイトボトムは

定番色なのに刷新力大!


では、どうして今季ホワイトボトムを推したいかというと、ボトムは面積が広いからこそ、白を取り入れた時定番色にもかかわらず「刷新力」が絶大だから。


黒ボトムもワードローブの基本なのでたくさん持っていますが、夏に黒をボトムで取り入れると、面積が広いので暑苦しく重く見えてしまいがち。これまで白トップスと黒ボトムといった無難な組み合わせをしていた人は、単純に白と黒を反転させ、「白ボトム&黒トップス」に変えてみてほしいと思います。


気づくとワードローブにはたくさんの

ホワイトボトムが集まっていた!


それでは、具体的に今季の私のクローゼットをチェックしてみましょう。写真のようにすでにホワイトボトムがたくさん(笑)。一枚の写真の中には収まりきりませんでした。

  • 坪田あさみ 

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  • 簡単にこなれる!夏のモノトーンコーデ①今っぽく白を着こなすには、 面積の広い「ボトム」で投入せよ【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #83】_1_2-3

▲1カットに収まらないほど枚数あり、自分でもびっくり。それだけ私が今季ホワイトボトムを押していることがおわかりになるかと思います。

一番簡単なホワイトボトムコーデは

黒トップスと合わせてモノトーンに


具体的に上記のホワイトボトムを使って「モノトーンコーデ」を作ってみましょう。

方法は簡単。とにかく手持ちの黒アイテムと合わせるだけ。色数が少ないから素材がバラバラでもまとまりやすいのがいいところ。また黒い靴やバッグは誰でも持っていると思うので、あえて何かを買い足さずとも全身がすっきりとスタイリッシュに仕上がります。


ホワイトボトム1

「カーヴィーデニム」

  • 坪田あさみ 

▲バレル(樽)型が大人気のカーヴィーデニム。こちらはW by woadblue×Spick&Spanとのトリプルコラボで作ったもの。黒も展開がありますが、夏は断然白の出番が増えそうです。

デニム/ASAMI TSUBOTA×W by woadblue(Spick&Span別注) 

最近お気に入りなのが、Spick&Spanで販売しているW by woadblueのカーヴィーデニム。夏はダークカラーのデニムは暑苦しく見えがちですが、その点ホワイトデニムは見た目が涼やか。これまでホワイトデニムはコンサバ感が強い感じがして敬遠していましたが、ぐっとカジュアルにはけてスタイルがよく見えるよう、シルエットにとことんこだわって作りました。


さらにすそが切りっぱなしになっているラフさもあり、コンサバ見えしすぎることもなく、とっても取り入れやすくなっています。太ももまわりもゆったりしているので、体型カバーもかないます。なんでもないTシャツやタンクトップと合わせてもおしゃれに見える最強の一本なのです。

  • 坪田あさみ 

▲ボトムで取り入れると自然と白の面積が多くなり、夏のデニムスタイルが暑苦しく見えません。キャミソール、タンクトップ、Tシャツと合わせるトップスは黒ならなんでもOK。まずは手持ちの黒トップスと合わせみてください。

デニム/ASAMI TSUBOTA×W by woadblue(Spick&Span別注) トップス/Demi-Luxe BEAMS ベルト/Chaos バッグ・サンダル/Jil Sander

ホワイトボトム2

「ルーズフィットデニム」

  • 坪田あさみ 

▲股下をわざと下げてルーズ感を出したW by woadblueのルーズフィットデニム(Spick&Span別注)。こちらはブルーの展開もあります。すそにかけてテーパードされているので、ローファーやスニーカーなどのように足の甲が隠れた靴でもバランスよく着用できます。

デニム/ASAMI TSUBOTA×W by woadblue(Spick&Span別注) 

同じくSpick&Span別注で作ったW by woadblueのルーズフィットデニムは、ロークラッチというあえて股下を下げた斬新なデザイン。すそにかけてテーパードしているシルエットや、くるぶしが出る丈感なため、どんな靴とも合わせやすいので、こちらも大のお気に入りです。


股下にルーズ感があるので腰まわりの肉感を一切拾わず、力が抜けた雰囲気で着こなすことができます。またきれいめなトップスと合わせてもコンサバ感が出ず、大人っぽく決まります。

  • 坪田あさみ 

▲ノーカラージャケットと合わせてお仕事仕様に。ジャケット、バッグ、靴やメガネはすべて黒で統一するのがポイント。

デニム/ASAMI TSUBOTA×W by woadblue(Spick&Span別注) ジャケット/CINOH トップス/Chaos  バッグ/IACUCCI 靴/PRADA

ホワイトボトム3

「ギャザースカート」

  • 坪田あさみ 

▲白いふんわりとしたギャザースカートなのに甘くならないのは、真っ白いナイロン素材だからこそ。ドローコードもスポーティな作りになっています。汚れにくい素材なのもうれしい。

スカート/HEREIAM

今季はふんわりとしたギャザースカートも、白で取り入れるのがおすすめ。このスカートは張り感のあるナイロン素材なので、ギャザースカートにありがちなロマンティックさやガーリーさは皆無。ブルゾンや小物を黒で統一したモノトーンコーデにするだけ。キャップやスニーカーと合わせても子供っぽくならず、簡単に大人のカジュアルコーデに仕上がります。

  • 簡単にこなれる!夏のモノトーンコーデ①今っぽく白を着こなすには、 面積の広い「ボトム」で投入せよ【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #83】_1_8-1

▲白多めのスカートスタイルですが甘さや幼さは皆無。大人のモノトーンスカートコーデが完成します。

スカート/HEREIAM ブルゾン/AP STUDIO トップス/Chaos キャップ/ASAMI TSUBOTA×woadblue ×Demi-Luxe BEAMS  靴/NIKE

今回紹介したW by woadblueのデニムはこちらで購入可能です。

https://baycrews.jp/blog/detail/3181220



次回5月18日(土)の更新では、サーキュラースカートとドロストパンツ、ショートパンツをご紹介します。お楽しみに!

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