坪田あさみ エディター・ライター
【簡単にこなれる!夏のモノトーンコーデ①】はこちら↓
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簡単にこなれる!夏のモノトーンコーデ①今っぽく白を着こなすには、 面積の広い「ボトム」で投入せよ【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #83】
この夏はトップスとボトムの色のバランスを反転させて、「ボトムに白を使う」のがおすすめ。一気にこなれたムードに仕上がる技をエディター坪田が伝授します。
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「サーキュラースカート」
▲デニム素材のサーキュラースカート。ギャザーがないことで、より大人っぽさがアップ。デニム素材なので扱いも楽ちんです。
ギャザースカートよりも大人っぽく見えるのがサーキュラースカート。パンツよりも布の量がたっぷりあり、白の持つ刷新効果を最大限享受でき、ドラマティックな印象にもなる一枚です。カジュアルスタイルはもちろん、きれいめなアイテムとも合わせやすいので、オンオフともに活躍します。
▲ロング丈なので自然と白の面積が大きくなります。トップスとサンダルの黒が引き締め役となり、辛口な白スカートコーディネートが完成。
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「ドロストパンツ」
▲透け感のあるかなり薄いコットン素材でめちゃくちゃ涼しい白パンツ。街中で着る時は中にペチパンツをはいて透けを防止しますが、海では中に水着のショーツを着用して、あえて色を透けさせて楽しむことも。
さらに暑さが進むと、素材の薄いものや丈の短いものをはきたくなります。そこで活躍するのがパジャマのように薄くて軽いドロストパンツ。ともすると家着のように見えかねない危険性がありますが、こちらも黒トップスを合わせたモノトーンコーデにすることで、エフォートレスながらほどよく力の抜けた都会的なムードに仕上がります。
▲もはや何もはいていないかと思うほど軽くて涼しいパンツ。エフォートレスだからこそ、ほかのアイテムはルーズになりすぎないよう意識します。薄手のコットンは洗濯してもすぐに乾くので夏に最適。
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「ショートパンツ」
▲海街に住む私にとって夏の必需品であるショートパンツも今年は白。太ももまわりがゆったりとしたシルエットになっているので、若者のような「ホットパンツ感」はなく、脚全体が細く見えます。
最後はアラフォー世代には難易度が高いと思われがちなショートパンツですが、こちらもモノトーンコーデに仕上げることで、ぐっとハードルが下がります。コツはTシャツやタンクトップなどのカジュアル系、スポーティ系のトップスは避けること。少しとろみのあるシャツやリネンジャケット、透け感のあるアイテムと合わせると、ショートパンツが一気に大人っぽく決まります。海に行く時などにぜひ挑戦してみてください。
▲Tシャツと合わせると子供っぽくなってしまうショートパンツは、とろみのある黒いシャツとコーディネート。モノトーンだから大人でも違和感がありません。
いかがでしたでしょうか? ホワイトボトムを使ったコーディネートの実例をたくさんお届けしました。とにかくモノトーンコーデは何も考えずに決まるので、夏に限らず時間のない朝にもおすすめです。今年はボトムに白を取り入れるだけで、手持ちの黒い服も新鮮に蘇ります。ぜひ挑戦してみてくださいね。
今回も読んでくださりありがとうございました。次回更新は6月8日(土)です。