読者の皆さん、こんにちは。モテ期プロデューサーの荒野です。

いよいよ、７月。夏の準備は順調に進んでいますか？　花火に海にBBQと、イベントが目白押し。せっかくのチャンスなので、気になる人をぜひ誘ってみてくださいね。出会いのチャンスが増える季節でもあるので、意中の人がいないなら行動あるのみ！です。

気持ちがオープンになる季節だからこそ、気を引き締めていきたいのが相手の素性。きちんと相手を見極めないと婚活どころか、夏の終わりとともにボロボロ……なんてことも。「悪い男に狙われるのは、若い子だけでしょ」というあなた。女性が搾取されるのは、若さだけではないんです。

そこで今回は、絶対に避けるべき「日本三大ダメ男」との恋愛について。不倫、モラハラ、金づるにハマっている女性の共通点についてお話ししたいと思います。 覚悟してください、今回はお説教です！

まずは、不倫について考えてみましょう。なにかと騒がれるようになって、世の視線は厳しくなっているのに、一向に減らない既婚者との恋愛。既婚と知りながら彼と別れられないというなら……仕方ありませんね。でも、僕からしたら、あなたがそんなダメ男と付き合ってくれるおかげで、本気で幸せになりたい女性が被害にあわずに済む、むしろ「ありがとう」という気分です。もちろん皮肉ですよ。

不倫沼にハマっている人は一様に既婚者が魅力的だといいますが、「なぜ魅力的に見えるか」考えてみたことがありますか？　その男が、すでに「結婚」そして「家庭」という成果を達成した人間であるっていうこと。もう頑張らなくていいじゃないですか。失敗してもいいという、ゆとりがあるんです。そのゆとりを「なんだか頼りになる」「大人の魅力」と勘違いする女性がいるんですよね。

そして、もうひとつ。相手は責任を取らなくていいんです。責任取らなくていいってどういうことかというと、適当にほめておけばいい。現在不倫関係にある人、よーく聞いてくださいね。性的関係さえ結べたらいいので、多少のことは気にしない、それが不倫男の本音です。

行儀が悪いと思っても「リラックスしてくれてうれしいよ」で済むし、食事中くちゃくちゃ音を立てて食事をしていても「おいしそうに食べるね」で済む。ずっと付きあっていこうと思ったら、つまり、いつか妻にしようと思ったら、直してほしいという話＝相手がいやがる話もしなくちゃいけないんです。そんな深い関係性を築く気が毛頭ないから、適当に褒めておく。いいね、可愛いねと言われれば女性も喜びますしね。「私の価値をわかってくれる人は彼しかいない！」とずるずると関係を続けているうちにどんどん引き返すことができなくなります。しかも、そのほめの脳内ドーピングのせいで、次も、また次もと常習的に不倫ばかりやってしまいかねません。

正直言います、傍から見ると滑稽です。

女性側からすると運命の相手なのでしょう。でも、彼は、もうすでに婚活市場から売り抜けている人です。経済的にも基本的なスペック的にも、誰か（妻）の基準を満たし、かつ、不倫できる時間とお金の余裕を生み出せているのですから、そりゃもったいないぐらいの人です。でも、男側から見ると不倫する相手は、別に誰でもいいんです。大切なのは、せいぜい容姿。オプションで、口が堅そうかくらいでしょうか。社会的な“成果”を挙げてきた彼が、モラルより性欲を優先する不倫相手、つまりあなたを最終的に選ぶと思いますか？　あなたに性的な魅力がなくなった瞬間、関係を切るということが目に見えています。30代40代になってそこから抜けられないって本当に危険。気づいてほしいんです。

さて、モラハラの男性についてはどうでしょう。

モラハラに関しては、お相手と今結婚していようといまいと、「今すぐ逃げろ」という考えが僕の回答の9割です。そんな相手と時間をともにすればするほど自尊心をなくし、自分が社会で生み出せること、家庭内で生み出せるはずの価値まですべて奪われます。それでは、他人を生きているような人生になってしまいます。そして、それらは一過性ではなく加速度的にひどくなる。それならいっそ逃げてしまったほうがいい。自分を取り戻すために婚活をやり直せばいいと思います。

では、残り1割はどうか。それはあなたに非がある。そう断言します。

個人的な印象なんですが、最近なんでもかんでもモラハラと言いすぎる風潮があるように感じています。客観的に「お互い悪い点があったね、五分五分だったよね」という場合でも、相手が悪いと責めるタイプの人がけっこう多い。そしてそのタイプは、もう本当に言いにくいのですが、僕の肌感でいうと9割が女子側だったりするんです。脳科学の世界でもいわれていることではありますが、感情が優位になりやすいのはやはり女性なんですよね。事実から目を背けて「私はこういう感情にさせられたんだ」ということに怒りをあらわにする。対して男性が「いや、それは話が違う」と整理して話そうものなら、即モラハラ認定というのが最近の流れ。

お相手とのわずかなエピソードを広げてまわりから共感を得て、君が正しい、相手が悪いっていう構造を作ろうとする“ファッションモラハラ”って最近、本当に多い。モラハラって定義があいまいで、セクハラのように同意なく触られたとかではないから、言ったもんがちになりやすい。「女性は社会的にか弱い立場」という大昔の価値観の悪用だと思うほどです。

被害にあっている人がいる中で慎重にお伝えしたいのですが、話し方で気づかずに相手を煽っていることってけっこうあります。普通に責められるべきことを「え、怖い……」「やめて」なんて言われたら、相手も「普通に言っただけなのに」とヒートアップもしますよね。その上、私はちゃんと冷静に話し合おうとしたのに相手が会話できないなどと言う。弱さを武器に相手をコントロールしようとしているなら、「被害者の仮面をかぶった加害者」です。

そもそも、改善すべき点は「お互いに」あるのではないでしょうか。モラハラ男に捕まりやすいと思い込んでいる人、ぜひ自分を顧みてほしいと思います。

さて、大トリは金づるにしようとする男です。

惚れた弱み、多少のことは助けてあげたいという人情に拍手なのですが、先ほどお伝えしたように、搾取されるのは若さだけでないということ。何度もお話ししているように、40代の女性って本当にお金目当てで狙われています。今マッチングアプリなどで気軽に出会いを得られる一方で、お金に余裕があるだろう40代という年齢をターゲットにしている輩がめちゃめちゃ多い。デートで誘われていった先が投資セミナーだったとか、結婚を餌に高額な墓石を買わされそうになるとか、そんなネタとしか思えないような話はごろごろあります。

特にそういう場で「話が面白い男性」に出会ったら要注意です。ほぼ確実にお金目的です。そこそこのお金があって、見た目もそんなに悪くない、しかも話が面白いコミュ力のある男性は出会いの場を求めなくてもとっくに彼女や妻がいます。そのトーク術は、違う目的で培ってきたはず。残っていても、それこそモラハラ、ギャンブルや女遊びで×付きなどの脛に傷があるタイプ。わざわざそんな外れクジを引きますか？

正直、相手の言うままにお金を出しがちなのは「金づるになってしまうタイプ」の人というより、「ノーと言えない」、「自分はちゃんとこうしたい、もしくはそうはしたくないっていう自己主張ができない」人だと思うんです。なんでこうなるかというと、心のどこかで自分が誰にも女として見られなくなっている自覚があるのではないでしょうか。この手を離したら終わりだと思ってるから、焦る部分があったりするのではないでしょうか。気持ちはわかります。でも、そういう現状維持を求めがちな人こそ絶好のターゲットなんですよ。自分磨きも相手選びも、もっと上を目ざせばいいんです。

金づるになることなんては回避できるはずなんです。通帳の預金額を見てみてください。あと何年持ちますか？　それが相手との関係のタイムリミットです。本気で幸せになりたいと思ったら、自分の未来のためにも、男性自身が人生を立てなおすためにも、きちんと関係を精算すべきではないでしょうか。

この３つのダメ男に引っかかるタイプに共通していえるのは、自分の中に甘えがあるということ。相手がダメ男であるのと同様に、厳しい言い方をあえてしますが、自分にも落ち度があるということです。40代でいろんな経験も積んできた中で、この年齢まで沼にはまっているって、もう危険水域を超えています。それこそ、20代ではこれをしておいた方が良いとか、30代がラストチャンスだとか、そういうことは周り考えてるのに、その年齢を突破した40代でまだダメ男に走る自分をどう思いますか？

止めたほうがいいのはわかりきっていますよね。

今の自分、惨めじゃないですか？　

悔しくないですか？　

この感情を持てないとあなたはもう救われません！　

沼にハマるタイプの人は、周りのこうした方がいいよというアドバイスがもう通じないから、まわりにもなかなか相談できなくなっていると思う。でも、あなたに幸せになってもらいたいから、僕は怒りますよ。

もう大人なんだから、しっかり自分と向き合って！

精神的にも、身体的にも、そんなダメ男たちとの短期的な快楽を求めてばかりいては、長期的な愛や恋とは向き合えなくなってしまってしまいます。一緒に未来を作れる夫やパートナーを手に入れてお互いを大切にできれば、捨てられる不安なくずっと一緒にいられます。なんなら金銭的な負担だって持ってもらえたりもします。それにも関わらず、短期的なメリットに走るのはもったいない。長期投資の方が絶対にいいんです。この関係、続けますか？

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【今回の格言】

ダメ男は短期で価値暴落

いい男は長期投資で幸せに