大人はもっと考えるべき。キレイの使い道を!
行き着いた結論は、2人の美しさの使い方が違うのではないかと言うことだった。その美しさが"誰のために使われているか?"。100%自分のためなのか、それとも家族のためなのか、はたまた社会のために使われているのか、そういう違いがこの年齢になると、一気に見た目に
現れると言うこと。
ハッキリ言って、若いうちは美しさが100%自分のためのものでもいいと思う。これから始まる自分の大きな人生のために、その美しさがすべて使われるのは当然のこと。でも、アラフォーになったら、自分のためではない、他者のために、もっと言えば社会のためにキレイになろう
とする人が増えてくるからこそ、自分のためだけに美しくなろうとする人は、どこか美しさが独りよがりに見えたりもしてしまうのである。
もちろんこれは、独身だから既婚者だから、と言う話ではない。子供がいても、美しさが独りよがりの人はたくさんいる。一方で、小泉今日子さんや石田ゆり子さんのように、独身でも美しさが“誰かのため”のものに見えたりする人もまたたくさんいる。もちろん美しさで人が道を開ける位のキラキラのオーラを宿したいと言う人もいるのだろう。だからどちらが正しく、どちらが間違っていると言う話ではない。ただ、自分を押し出すベクトルを持っているとどうしても人を遠ざけ、他者を惹きつけるベクトルを持つ人には安心して近づけるのは確か。同じ美しさ
でも、そこまでの作用の違いがあることだけは知っておくべきなのかもしれない。