「ソンジェ背負って走れ」の挿入歌「Loveholic」を歌いながら走ってステージに登場、約1万人の大歓声を受けるビョン・ウソクさんの輝く姿は、ソンジェそのもの。異次元から舞い降りたような、190センチの驚異的なバランスのスタイルの良さ、ふんわり優しい癒されすぎる笑顔に会場熱気は急上昇でした。
「ソンジェ背負って走れ」で爆発的人気を得て、<SUMMER LETTER>と題したアジアファンミーティングツアーを開催、アジア各国で熱烈な歓迎を受けてきた彼。「昨日は公演を終えて、もつ鍋を美味しく食べて、公演のときめきと疲れですぐ寝ました。昨日の夜、外を歩くと、風にちょうど夏の終わりを感じて、<SUMMER LETTER>も東京公演が最後なので感慨深かったです。そんな瞬間を皆さんと過ごせて嬉しいです」と思いを伝えました。
この夏はドラマの人気で、ウソクさんにとって忘れられないものになったようで、「僕が愛したソンジェという役を、皆さんも好きだと言ってくれて良かったです。一生ソンジェを忘れません。ソンジェは、歳を重ねても折に触れ思い出す忘れられない、大事な友人以上の大きな存在であり、僕です」と打ち明けました。
歌詞が良くて、難しかったけれど一生懸命練習したという「真夜中のドア~stay with me」を完璧な日本語で歌い、会場も感動を隠せず拍手喝采。もはや寝る時間はあるのかしらというほど超多忙な中、日本語の歌まで用意してくれるなんて! ちなみにいつか時間ができたら東京ディズニーランドに行きたいそうです。
このほか、ゲームコーナーでは桜の花びらに見立てた紙吹雪を箸で掴んだり(スタッフの成功率ゼロのゲームだそうだが、奇跡を起こす)、バスケットボールの天才ぶりを発揮してスリーポイントを難なく決めたり、ドラマのシーンを抽選で当たったファンと再現、ファン(ファン名はトントン)と偶然出会った時の秘密のサインを考案したり、ファンからの質問に答えたりと盛りだくさんなイベントで、ウソクさんの素顔が伝わり会場を魅了しました。
また、10年後に2024年を振り返ったらどう思うか?の質問に、「この瞬間をひとつひとつ忘れないために、常にここにいた瞬間を思い出すため、ここで歌った歌、食べたもの、行った場所、この時感じた気持ちを忘れたくないから、毎年思い返すと思います」と、まっすぐな答えも心に響きました。
イベントの終盤、「ソンジェ背負って走れ」の挿入歌「I Think I Did」と、最後にファンの応援メッセージに、そして会場を埋め尽くしたファンのたくさんの愛に、目に涙を溜めてて、劇中アイドルバンドECLIPSEの「ソナギ」「夕立」で知られるOST「Sudden Shower」を披露。ハートのコンフェッティが花びらのように舞う中、歌うその姿に、ソンジェは実在したんだとファンも確信していたはずです。ウソクさんにとってもファンにとっても記憶に残る、余韻に浸る時間になりました。
モデル時代から注目してきたウソクさんが、このコラムで「偶然見つけたハル」の頃にインタビューしたチャーミングなキム・へユンさんとのファンタジーロマンス「ソンジェ背負って走れ」で、その魅力を炸裂して大スターとなり本当に嬉しく、温かなファンイベントにも胸が熱くなりました。今後の活躍にも期待でいっぱいです!