みなさん、今年のお花見のご予定はもうお決まりですか?
我が家では毎年恒例の年間行事がいくつかあり、そのうちの一つがこの時期、水戸の偕楽園の梅まつりに出かけることです。
長男が生まれる前からの定例行事。
今回は東京から車で日帰りで行ける偕楽園の梅まつりについて我が家のケースを元にご紹介したいと思います。
まずですが、我が家はみんな「休みの日の朝はゆっくり寝るべし!」を信条にしただらしな人間の集合体なのでそこは譲れず、朝はきちんと家訓を守って遅起きしてからの、自宅出発は12時前。
高速にのり、途中守谷サービスエリアでランチを頂きながら、お目当ての水戸偕楽園についたのが15時少し前。
伺ったのは1週間前ちょうど梅が見頃に近い時期で、観光客は結構多めでしたが、園内は広いのでそれほど人との間隔や人口密度は気になりません。
東門から入るとすぐ、赤白ピンクに咲き誇る園内の梅の花々が視界いっぱいに広がり、深呼吸すると梅のほんのり甘く爽やかな香りが鼻をつき心が浮き立ちます。




本当なら今すぐ食べたい気持ちをぐっと抑え、まずは本来の目的の梅観賞と偕楽園を謳歌するために、そしてなにより花より団子ではない母の凛とした偉大な姿を子供たちに見せつけるために、颯爽と梅園へ戻ります。



偕楽園を創設した水戸藩主の徳川斉昭が建てた別荘です。





この瞬間、私がこの地球上で最も呪ってやりたい憎たらしい人間、それは間違いなく30分前の自分自身に決定しました。
そして梅あんまんが食べられなかったことにおそろしく肩を落としいつまでもブツブツ後悔を口にする母の姿をみて、きっと息子の脳裏に「花より団子」という言葉がよぎったに違いありません。
絶望に打ちひしがれながら、仕方なく他のお店でホット梅を頼んだら、すごく良い感じの酸味が美味しくて気分も少しだけ持ちなおし。


偕楽園から車で10分ほどでお店に到着。


なんとシュークリームの中に小ぶりの生クリーム大福を詰め込むという粋で素敵な暴挙に♪
シュークリーム自体もなんだかどこか懐かしい感じのする美味しさが詰まっていてこれだけでも十分食べる価値があるのですが、そこに大福の餅とあんこが加わるのです♡
シュークリームと大福、一緒にしてどんな食感になるんだろ?それは大丈夫なやつなのか?と疑問に思う方、ぜひ一度食べて頂きたい。
シュークリームのカスタードと大福の中の生クリームが良いつなぎになって、口の中で全ての食感が融合します
味も食感もなんとも楽しいシュークリーム。




こんなに納豆食べたんだから全身の血液が浄化されてきっと3日分くらいの不摂生な生活はチャラだな、と勝手に気が大きくなる不届き者の医療従事者、ここに在り。
こうして梅にあんこに納豆に、茨城を大いに堪能した1日は幕を閉じ、東京の自宅に戻ったのは21時半頃でした。
昼前に東京を出て、渋滞に巻き込まれなかったのもありますが半日でも十分謳歌できました♡
今週末、遅く起きてしまったけど春を感じにどこかお出かけしたくなったみなさまへ。
お出かけ先とそのコースのあくまで一案として参考になってくれれば幸いです。
(※水戸偕楽園の梅まつりは20日までの開催です)
それではまた♪