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後編:40代後半独身。婚活を決意したら「重いところ」から!|スペシャル企画【40代の辛口恋愛相談/実況中継 】

【大反響連載中!】オトナの建前をぶった切り、真理をつく! モテ期プロデューサー 荒野広治さんがお届けする大人のための激辛恋愛論。大反響のスペシャル企画、読者がリアルに相談をする恋愛Q&A。後編は40代後半の女性が婚活を成功させる具体的な方法をレクチャー! ハラ落ち度満点の「荒野語録」も必見!
荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

「息をするようにモテる」をテーマに、日本一恋を言語化するモテ期プロデューサー。過去にモテなかった経験をバネに自分磨きに注力した結果、5つのマッチングアプリで「いいね数日本1位」に輝くなどの経歴を持つ。2021年6月からは活動の場をYouTube LIVEに切り替え、辛口の恋愛・婚活の相談を行い、その経験を生かし、2022年にmeot婚活相談所をオープン。具体的ですぐに使えるテクニックを武器に、ゼクシィ公認セミナー講師やSNSで独自の理論を公開し、現在SNS総フォロワー数30万人を誇る。

今回の恋愛相談者

Kさん:48歳 フリーランス編集者

彼氏いない歴5年。旅行と映画鑑賞が好きなカルチャー系女子。最近、投資が趣味に加わりインドア生活を満喫中。仕事も好調で日々充実しているも、できれば趣味が合うパートナーが欲しいと思っている。

 

40代をモテキに変える格言18

荒野語録①:婚活市場においてモテはマナー

荒野:前回は、婚活マインドを取り戻していただけるよう少し厳しめに話をしました。今回は、具体的に何をしていったらいいか話していきましょう。 Kさんは昨年、アプリを使っていたとお聞きしましたが、成果はどうでしたか?


Kさん:メッセージのやりとりまではしても、実際に会うまでには到達しませんでした。実は、急にお相手から返信が止まってしまったんです。何か失礼なことでもしたかな?と、友達に彼とのやりとりを見せて相談したら、「こんなの業務連絡じゃん」「返事がそっけない」って、さんざんダメ出しされて。やっぱり自分ペースでやりすぎちゃってるんでしょうか?


荒野:48歳の今、友達にそんなこでを突っ込まれるとは(笑)。もっと早く身に付けられたスキルでしょって話ですよね。

連絡があった後はできるだけ早く「ありがとう」「めっちゃ楽しい」、「どこ行こう」、「何日だったら空いているんですけど」みたいなやり取りはしてますか?


Kさん:私、そういう連絡はしていないですね……。


荒野:なるほど。お互い社会人としてのマナーって絶対に身についているはず。仕事でかかわった人には「本日ありがとうございました」っていうメッセージが来たら既読スルーしないとは思うんですよね。なんぼ忙しくても、返信しといたほうが次にまた相手が気持ちよく働いてくれるというのがわかっているからですよね。でも、恋愛面ではその工夫が相手にできないっていう。


Kさん:つくづく、仕事モードだなって反省しています。若い時の目標が専業主婦だったくらい、恋愛にハマってしまうタイプだったんです。でも、今は仕事が楽しいし、人にも恵まれているので、久しぶりに恋愛をしてハマってしまって、仕事が手につかなくなっちゃったらどうしようみたいな不安ももしかするとあるのかもしれません。


荒野:そうなんですね。Kさんには、やっぱりもうすこし成功体験が必要かもしれません。うまくいったという記憶があれば、もっと自信をもって挑めます。そのために、恋愛のスキルを知っておいたほうがいいと思います。スキルというと否定されることも多いですけど、多少は身につけたほうがやっぱりいいですよね。

モテることってマナーだと思うといいですよ

40代モテ期vol16_荒野広治

Kさん:え、マナーですか??


荒野:モテるはマナー。笑顔で本来あるはずの常識を異性に出すだけでもいい結果がついてくる。多くの人が好意をもつ“仕様”に寄せていくって、大事です。多くの人が好感を持ってくれる行動、見た目、表情や服装も含まれますが、それってやっぱり普遍的なものがあると思います。


Kさん:まぁ確かに。


荒野:さては、まったく刺さっていませんね(笑)。他人の目を気にせずに自分のありのままを愛してほしいっていう女性が多いですけど、正直40代後半でありのままの自分を愛せないと、これまでの40余年も何をしてたんだってなりますから、そこは是が非でも肯定してもらいたいっていうのが本音では

Kさん:そんな、きっぱりと……。まぁ確かに若いころは恋愛体質だったのに、40代でこんな黒髪マッシュルームヘアになると思っていませんでしたけど。多くの人の好感ってことは、この年でもモテファッションとか意識すべきなんでしょうか? やっぱり、髪は伸ばしたほうがいいとか?


荒野:なんだかんだ言っても、結局男は「女性らしさ」を求めているものなんです。男なんて単純ですから、大半は中学生ぐらいからずっと女性の髪はロングが可愛いと思っていますからね(笑)。ショートが似合う美人もおるやんというご意見もありますが、ショートが似合う人ってロングも似合いませんか?  ロングは似合わないけどショートが可愛いっていう人ってごく少数なんで、最大公約数的なメッセージとしては、いったんロングにしとけと。 ただ、それを絶対条件だと思うと、髪が伸びるまで活動を遅らせる可能性があるので気にしなくてもいいですよ。

Kさん:なるほど。モテとはマーケティングでもあるんですね……。でも、日々意識するのってなかなか大変そう。


荒野:付き合ってから、もしくは結婚してから変わるのはアリなんです。ただ、入り口は綺麗にしておいてほしいじゃないですか。


恋愛だけじゃなくて、例えばスポーツなんかでも、自分が始める側だったらすぐに成果を感じられるよう最初はちょっと楽しませてくれって思いませんか? 最初からそのスポーツの現実、苦しい部分ばかりを見せられたら即退場したくなりますよ。それと同じで、まずは楽しいところから入って、少しずつ「らしさ」に寄せていくというのは別にいいと思いますよ。

荒野語録②:40代で恋愛がご無沙汰なら‟重いところ“へ行け

Kさん:ちょっとほっとしました。私のような、まあまあ今の生活に満足している人がパートナーとの老後を目ざすなら、何から始めるべきですか?


荒野:少しやる気が出てきたようでよかったです。では、僕から先に質問させてください。婚活をする場として重いもの、つまり真剣度が高いのはなんだと思いますか?


Kさん:重いものですか? 結婚相談所かな。今は少ないと思いますが、お見合いもそうですよね。


荒野:では、軽いものは?


Kさん:うーん、アプリとか友達の紹介とかでしょうか。


荒野:そうですね。では、重いものからやってみてください。最終手段から着手するのが近道です。


Kさん:えー、つまり結婚相談所からですか?? 二の足踏んじゃいます……。


荒野:そうですよね。でもね、皆さんそう思っているから、競争率が下がるんです。だから、自分は行く。紹介してもらう相手もそれぐらい重さをもって挑んで来ているので成功しやすいんです。恋愛がご無沙汰ならなおさらです。アプリぐらいのライトな付き合いだと、婚活市場での自分の相場感がつかめていないから、年下マッチョなジムのインストラクターとかに引っかかりやすいんです。


Kさん:(笑)でも、正直もう一度くらいキュンキュンしたいという気持ちもあるんですけど……。


荒野:お気持ちはわかります。ただ、そういうすべてが「48歳独身、仕事人間」という結果なんです。現実から目をそらさないでそろそろ向き合ってみては。


20代のキュンキュンを40代の今本当に求めているか、結婚したいタイプの棚卸はしたほうがいいです。若いころは性的な魅力にひかれていた部分が大半だったと思います。でも、これからの余生を一緒に楽しむタイプはかならずしも同じではないと思いますよ。

荒野語録③:婚活に挫折しないためにまわりを巻き込む


Kさん:手厳しい……。実は、年下としか付き合ったことがないので、本当に変な人に引っかかりそう(泣)。それどころか、アプリはやりとりの段階で挫折してしまったし。


荒野:挫折しないためにも、まわりに婚活開始の宣言をしてみてはどうでしょう。 友人も多く仕事も充実しているというKさんのまわりって「私、男受けとかまったく求めてないから!」感のブランディングで集めた人が多いと思うんですよ。それが、急にKさんが色気づいたら、そこから刺さる視線がけっこうムズかゆくなってしまうかもしれません。 まずまわりに「私、これから男受け狙うから」という宣言があったほうがやりやすいと思います。


「チークとかつけちゃうし、マツエクとかするかもしれないし、髪伸ばすし」って、最初にバーンって言っておくといいですよ。お友達との関係とかを崩さずに「いいじゃん、やりなよ」と、みんな半分おちょくりながらも(笑)応援してくれるのが後押しになります。男受けを狙った髪型やメイク、服装になっていっても「おお、やってんね~」って変化を楽しむ、それがひとつの“友達コンテンツになりますから。


Kさん:ふむふむ。宣言して、まわりを巻き込むパターンですね。


荒野:そう。30代のまだケツの青い奴らは隠れてこそこそ男受けを狙うんですけど、結果を出したい40代は大々的に言っていく。まわりのプレッシャーもあって続けやすくなります。


Kさん:なるほど! やってみます! それからもうひとつ相談なんですが、友達から「いい人がいたら紹介するね。どんな人が好み?」って聞かれるんですけど、最近恋愛してこなかったからか具体的に言えなくて。芸能人だったら俳優の鈴木亮平さんって言っているんですけど。


荒野:はい。それはダメですね。


Kさん:え、これもダメですか?


荒野40代が恋愛相手の好みを聞かれて芸能人に例えたらダメじゃないですか。参考にならないどころか、チャンスが遠のきます。鈴木亮平さんが好きだっていうのを、彼の性格の部分で言っているのかもしれないけど、受け手としてはああいう背格好のやつが好きなんだって受け取ってしまいます


例えば僕が「佐々木希さんが好きです」って言ったとして「ああいうのが好きなのね」ってなりませんか? 見た目重視なんだねって、テンプレのように。芸能人しか思い浮かばなければ、その人のどんなところが好きかっていうところまで説明しなければ伝わらないんです。鈴木亮平さんの好きなところで、ほかでも再現が可能な魅力って何かと無理やり抽出して、その魅力だけ伝えたほうがまだ謙虚かなって思うんですよね。


で、鈴木亮平さんのどんなところがお好きなんですか?


Kさん:うーん、見た目もそうですけど、英語が堪能で所作に知性を感じるというか。下積み時代が長くても腐らず努力を続けて、大役を任されるようになってもストイックに役に取り組むところとかですかね……。


荒野:その好きなところの「要素」を答えるようにすればいいと思うんです。例えばですけど、「結果が出なくても、裏側でコツコツ努力ができる人が好き」とかね。これだと、多くのかたにプロットできる魅力じゃないですか。


Kさん:なるほど。答え方で紹介してもらえる人の幅も変わるんですね。実は、今まで恋愛の糸口として一番だったのは友達の紹介だったんです。ただ、やっぱりだんだん友達も駒がなくなってきたというか、出会いの機会が少なくなっていって。


荒野:婚活する宣言をして、男受けを狙った外見に変化させていくじゃないですか。「あれ、なんか意外といい女じゃん」みたいな再評価を受け始めたら、またちゃんと候補が出てきますよ。やっぱり、みんな紹介する人を厳選しているんですよ。紹介する以上失敗されたくないと思っていますから。

荒野語録④:多チャネルで積極的かつ慎重に婚活に挑む

Kさん:ここまで恋愛をあきらめている風体だと、どんな人とも合わないと思われますよね(泣)。今48歳。まだギリギリ40代っていう「年齢のブランド」みたいなのってあるんですか?


荒野:気にしなくて大丈夫ですよ。婚活のツール的に年齢で検索の区切りがあるので、データマッチング、主にアプリとか結婚相談所っていう、その大規模なマッチングの場に行くんだったら、せめて40代のほうがいいよねっていうのはありえますよね。ただ、前回お話ししたように“年齢の壁”は35歳以上か以下というのがやっぱり一番大きいです。


逆に、データマッチングでもアプリはロマンス詐欺的な被害が本当に多いから40代は本当に気をつけてほしい。その点、結婚相談所だとそういうリスクはめちゃくちゃ下がるけど、やっぱり年代的に、応募人数自体もそんなに多いわけではないので、どこで活動しても苦しみはあると思います。


せめて1つ、できれば2つ以上婚活のチャネルを持つというのが一番だと思います。友達にも紹介をお願いして、結婚相談所にも入会して、すごく気をつけながらもアプリもやっておくみたいな。


大丈夫、まだ間に合います。これからの人生をかけて、「焦るな、ただ止まるな」で 大人の戦い方に変えていきましょう。

イラストレーション/いいあい 取材/佐倉 光

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