大人のかごバッグはナチュラル系でなく
レザーとのコンビのモダン系が正解
先月の2025年のサンダル最新事情に続きまして、もうひとつ夏の必須小物といえばラフィアなどの天然素材のバッグ。そもそもなぜこうしたバッグが必要かというと、夏服の素材とのバランスにあります。
暑くなるとリネンやコットン、透け素材など軽やかな質感のものが多くなると思うのですが、そうした服に大きなサイズのオールレザーバッグ、しかもダークカラーを合わせると、全体のバランスが悪くなってしまうので、バッグも衣替えしてほしいのです(レザーバッグを持つ時は、ミドルサイズからミニサイズのものを持つようにすると、夏服とのバランスがよくなると思います)。
そこで今月は、この夏ワードローブに新たに取り入れた軽やかな天然素材のかごバッグについてご紹介したいと思います。
夏の着こなしを盛り上げてくれる
旬なおすすめかごバッグをご紹介
1/「へリュー」のショルダービッグトート

従来のかごバッグはナチュラルに見えすぎてしまったり、ほっこりロマンティックになりすぎてしまう傾向があり、以前は苦手なアイテムでした。でも、最近はレザーとのコンビがモダンなたたずまいのデザインがたくさん出ていて、とっても取り入れやすくなりました。その代表格がこの「へリュー」。男性が持っても様になるかっこよさがあり、私のような辛口派にも取り入れやすいのでおすすめです。
こちらのバッグは大きめサイズにもかかわらず、バッグそのものが軽くストレスフリー。また半分に折ってクラッチ持ちができるほど素材が柔らかいので、肩にかけてこすれても服を傷めにくいのもよいところ。
また、底部分にしっかりとしたレザーがあしらわれているので、重い荷物を入れても型崩れしにくい丈夫さがあり、荷物をたくさん持ち歩く日に重宝しています。

あまりに気に入りすぎて実は黒も投入。普段黒いレザーのビッグトートを合わせているようなシーンやコーディネートの時にこちらのバッグを合わせるのですが、ラフィア素材なので夏でも重く見えず重宝しています。
2/「イネス ブレッサンド」の半月型バッグ
形の可愛さにひと目惚れして、春先からずっと愛用しているのがこちら。2種類の長さの持ち手がついているので、手提げでも肩かけでも決まるデザインです。
ミニサイズなので荷物がたくさん入るわけではないのですが、夏の着こなしのアクセントになる個性的な形と、しっかりとした黒いレザーのショルダーストラップのコントラストが、普段の着こなしにマッチします。私はパンツスタイルに合わせるのが好きです。デニムやキャップなどスポーティなアイテムと合わせてもバランスよく決まる不思議な存在感が魅力。
3/「ミウール」のクロスボディバッグ
こちらは天然素材とレザーの分量が同じぐらいで、こちらは天然素材よりもレザーの分量のほうが多く、より都会的なムードで楽しめるラフィアバッグ。取り外しができるショルダーストラップがついているので、手提げとしてはもちろん、ポシェット感覚でリゾート旅などにも持って出かけます。
ナチュラル感が少ないからこそ、逆にリゾートライクな着こなしの時でも、大人っぽさをキープすることができるのもお気に入りの理由です。また、入れ口部分についたマグネットクロージャーを留めずに真っ直ぐにすると、バケツ型のバッグにも変身する3way仕様なのでシーンや着こなしに合わせて変化させることができます。
ちなみに一番最初にご紹介した「へリュー」のバッグについては、先日公開したYouTubeチャンネルでいろいろなデザインのものを詳しくご紹介しているので、よかったらこちらも合わせてご覧ください(ラフィアだけでなくキャンバス素材もあります)。
皆さまの夏のお買い物計画の参考になりますと幸いです。次回更新は7月12日(土)です。