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大人が訪れたい海外旅行3選|コペンハーゲン・モルディブ・ウズベキスタン【Marisol編集部の“トリコ”#12】

\大好評!/こだわり派のMarisol編集部エディターたちが、いま“虜(トリコ)”になっている推しのモノ・コトをご紹介! 残暑が続くこの時季も、旅心はまだまだ冷めません。今回はライターたちが実際に訪れ、心からおすすめしたい“忘れられない海外旅行”をお届けします。

編集Y本:行ったばかりなのにもう行きたい。初めての「コペンハーゲン」

久しぶりに長めのお休みが取れることになり、6月に初めてコペンハーゲンに行ってまいりました。なぜコペンハーゲンにしたのかというと、

・最近周囲でコペンに行く人がなぜか多く、みんなが口をそろえて『いい!』と絶賛するから

・せっかくだから行ったことのない(そしてそこそこ遠い国)に行こうと思ったから

それだけ。

何があるのか、どこが魅力なのか、あまり下調べもせずに(というかできずに汗)「とりあえず行ってみよう!」という感じだったのですが……初夏のコペンハーゲン、最高すぎました。

  • コペンハーゲン 街中

    自転車大国! 老若男女が素敵な自転車に乗っている

  • コペンハーゲン 街中

    着いた日はサイクルレースの大会が開催されていました

まず、6月は気候が最高なので、外にいるだけで気持ちいい。長い冬を経てやっと訪れるベストシーズン。街中はどこも「日光を余さず楽しむぞ!」という気合に満ちた人々が笑顔で歩いていて、それだけで幸せな気分になります。

コペンハーゲン ファーマーズマーケット
週末にはファーマーズマーケットが。とれたてのハーブやはちみつ、チーズにパン、と目移り。

そんなコペンハーゲンで今回行ってよかった場所・私的ベスト3はこちら。

  • デンマーク王立図書館

    とにかく開放感がすごい。裏には美しい庭園もあります。

  • デンマーク王立図書館

    自習スペースも多くてのびのび

「デンマーク王立図書館」

街中でやることがなくなってしまい(コペンハーゲンのお店は大体17時くらいに閉まる)、「北欧最大級」のうたい文句に惹かれて軽い気持ちで行ってみたのですが、これが素晴らしすぎました。建築も素敵ですが、とにかく広くて地元民が思い思いに勉強したり運河沿いの敷地でくつろいでいたり。デンマークの豊かさに圧倒された場所。ここに住みたい。

  • オードロップゴー美術館

    新館はザハ・ハディッドの設計

  • オードロップゴー美術館

    噴水や竹でできたオブジェなど、庭園も見どころたっぷり

  • フィン・ユール邸

    隣接するフィン・ユール邸

「オードロップゴー美術館&フィン・ユール邸」
ちょっと郊外にあるので小旅行気分を味わいつつ、フランス印象派の作品を間近でこれでもかと堪能できます。隣には家具デザイナー、フィン・ユールの自邸も。庭にもさまざまな作品やオブジェが設置されていて、ピクニック気分でのんびり過ごしている地元民多数。次は1日ここで過ごしたい。
  • 「TAGE ANDERSEN」のアトリエ

    館内は狭いので手荷物をぶつけないよう注意

  • 「TAGE ANDERSEN」のアトリエ

  • 「TAGE ANDERSEN」のアトリエ

    オープン時間に行っても開いておらず…周囲で時間をつぶしてから再訪したら開いていました。ホッ。

「TAGE ANDERSEN」のアトリエ
今回事前に「行く」と決めていた唯一の場所。TAGE ANDERSENという有名な(そして妖精のような可愛いおじいさんの)フラワーアーティストのアトリエです。繁華街のわりとど真ん中にあり、狭いのですが、お花好きなかたはきっと写真を撮る手が止まらなくなるはず。
入場料がかかりますがぜひ。
編集Y本

編集Y本

今回、海外旅行が久しぶりすぎて「eSIMって何?」から始まり、「Google翻訳便利!」「ChatGPTありがとう!」と、技術の進歩を実感する毎日でした。その一方、海外でもスマホばかり見ていることになんだかなあ、という気分になったりも。次はデジタルデトックスできるような大自然でのんびりするのもいいな(どこ?)、と思っています(でもコペンハーゲンはまた行きたい)。

WEBプロデューサーK方:モルディブのヴィラで過ごす、極上の休日

  • モルディブの海とプール

    左に広がる海、右に続くインフィニティプール。澄みきったブルーが溶け合い、空まで続くかのような絶景。

“天国に一番近い島”とも称されるモルディブ。広大なインド洋に点在する1,000以上の島々のうち、約100島は贅沢に“1島1リゾート”として開発されています。私が訪れたのは、バア環礁にある「デュシタニ モルディブ」。羽田空港を出発してから約17時間、首都マレから国内線とスピードボートを乗り継いでたどりつく、まさに秘境の楽園です。

  • モルディブ リゾート 半水上コテージ

  • モルディブ リゾート 半水上コテージ

島はカート以外の車が通らず、各部屋には自転車が備え付けられています。自然あふれる島内をサイクリングすれば、あっという間に日常から切り離された感覚に。私が宿泊した「プール付きウォーターヴィラ」は、海にせり出した半水上コテージ。テラスのプールサイドの階段を降りれば、そのまま海へ行けるので、毎朝起床10分後には海水浴。朝はウミガメとの遭遇率が高かったです!

  • 高い天井とシーリングファンがあるコテージ

  • 海が一望できるコテージでの朝食

高い天井とシーリングファン、モルディブ建築にタイ風エッセンスを加えた上質なインテリアが心地よく、海を眺めながらいただく朝食は至福。何もせず、ただゆっくりと流れる時間を味わえます。

  • コテージから見える海と朝焼け

海を一望できる豪華なヴィラやモルディブ最大級のインフィニティプールで過ごす時間はもちろん格別ですが、何より心に残ったのは、部屋から見た早朝の景色。日の出前、反対側の空がピンク色に染まる大気現象「ビーナスベルト」。その幻想的な光景は、今も忘れられないモルディブの思い出です。

WEBプロデューサーK方

WEBプロデューサーK方

無敵主人公のアクション系が好きです。最近では、Netflixのドラマ『広場』『トリガー』を一気見。また、映画『ジョン・ウィック』シリーズの最新作(バレリーナ)も、キアヌ・リーブスの“無双感”が炸裂していて大興奮。

編集O田:シルクロードの世界遺産へ。「ウズベキスタン」へのひとり旅

  • サマルカンドのレギスタン広場

    サマルカンドのレギスタン広場。この写真の場所に行きたい!というのも旅の大きなきっかけだったので「おお、本物~!」という喜びが。

サマルカンドのレギスタン広場
古来、シルクロードの中継地点として栄えた都市。美しいイスラム建築が多数残されています。

今はなかなか長期のひとり旅に出る機会もないですが、行っておいてよかったな、と思う国が子供を持つ前に訪れたウズベキスタンです。

もともと文筆家・武田百合子への憧れがあり、彼女が60年代の終わりに夫の小説家・武田泰淳と一緒に当時のソ連を旅した旅行記『犬が星見た: ロシア旅行』は何度も読み返していたお気に入り。その中でも今のウズベキスタンの描写部分が好きで、ずっと行ってみたいなと思っていたのでした。ある年の夏休みの予定を考えていて、調べてみたら直行便も出ているし、一緒に行く人いないけどえーいもういいや1人で行っちゃうか! と、小心者のくせにほぼ勢いで決めた首都タシケントと、サマルカンド&ブハラという歴史ある街に赴くひとり旅。

青のタイル装飾
とにかくタイルの装飾が美しい(特に青の)。撮った写真の半分以上はタイルでした。
レギスタン広場のシェル・ドル・マドラサの装飾 太陽と虎のモチーフ
レギスタン広場のシェル・ドル・マドラサの装飾。太陽と虎は大事なモチーフ。

中央アジアに位置するウズベキスタンはその昔、シルクロードをつなぐオアシス都市として栄えたところ。たくさんのイスラム建築や遺跡が有名で、特に「青の都」とも呼ばれる古都サマルカンド(日本で言ったら京都みたいなものでしょうか)は、ティムール朝時代に造られた独特な青のタイル装飾が名高く、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。とにかく、「見たこともない古くて大きくてきれいなものがめちゃくちゃたくさんある国」。大人になってから、なかなかこんなに純粋な衝撃を受けることがなかったので、子供に戻ったような気分で楽しむことができました。もともと古い建物ややきものが好きだったので、滞在中はひたすらいろんな遺跡や建物を見て歩きました。東西のさまざまな文化がミックスしている、まさにシルクロード……! と歴史に思いを馳せたり(気分は「世界ふしぎ発見!」)。

大人が訪れたい海外旅行3選|コペンハーゲン・モルディブ・ウズベキスタン【Marisol編集部の“トリコ”#12】_1_16

ウズベキスタンはお茶文化が昔から盛ん。街中には「チャイハナ」と呼ばれるカフェのような憩いの場のような場所がたくさん。中庭の樹木の下、池のまわりなどに縁台のような大きなテーブルと椅子が出ていてくつろげます。歩き回るのにつかれてはよくお茶を飲んでいました。

絨毯の上の子猫
犬もだけれどとにかく猫がいっぱいの猫天国! お土産屋さんの絨毯の上でも子猫がじゃれていました。

砂漠の中の遠い街だとずっと思っていましたが、首都タシケントまでは直行便で約9時間。公用語はウズベク語、ソ連時代の名残もあり街中の表記はキリル文字が多く、ロシア語を話す人も多いです(自分はまったくわからないのでめちゃくちゃ片言のロシア語フレーズと英語のみで行きましたが大丈夫でした)。治安も普通に気をつければ問題ないレベルで、ごはんもとても好み(米を食べる文化もあり、東西ミックスした食事がおいしい)。難易度が高そうなイメージですが、歴史好きのかたには本当におすすめしたいデスティネーションです。

編集O田

編集O田

「快適で親子とも楽しめる子連れ旅」がここ10年ほどはずっと旅のテーマでしたが、子育ての手が少しずつ離れてきた友人も多く、今再び「女友達との旅」ブームが来ています。推し活遠征を兼ねた週末地方旅行や、グルメ&美容に全振りした韓国女子旅など。気心知れた女同士のやりたい放題旅はやっぱり楽しい!



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