＜東京編＞
ニューオープン！会話のきっかけになる最旬の東京手土産
「手土産選びは相手の好みも踏まえると、マンネリしてしまうのが悩みなのですが、今回は旬のものや限定を主軸に、新しいものに挑戦してみました。会話のきっかけになる、年末年始の東京土産のおすすめをご紹介します」
「銀座にオープンしたばかりで話題性抜群、Bacha Cofeeのドリップコーヒー。店舗とオンラインで購入できます。おすすめフレーバーはMilano Morning 。お土産のウケがとてもいいです。ビターチョコレートととろけるようなブリオッシュの甘い香りが特徴で、幅広い年齢層にも受けが良いです」
「ドリップタイプのパッケージコーヒーでは楽しめない味もたくさんあります。お店に行かれた際は、好みを伝えながら相談してコーヒー豆を選ぶのも楽しい時間です。好きなフレーバーがわかっている場合はグラム買いがお得です。私のお気に入りは、いろいろなナッツのクリーミーな香りが楽しめるローマンホリデイ。こちらのタイプだと、少しお得に購入できます」
「シヅカ洋菓子店は、都内にのみ店舗があるので、帰省土産にぴったりです。環境に配慮した原料を使用したビスケットは素朴でありながらも奥深い味わいが楽しめます。見た目も美しく、缶をみんなでオープンした時に歓声が上がること間違いなしです。ハニーや紅茶、フロランタンなどの定番フレーバーが詰まっている、No. 1 Shizuka Biscuit」は、シヅカ洋菓子店の思いを感じる一品です」
「パッケージもシンプルで素敵。クッキーの種類も豊富で、ボリュームもあり、ご家族やゲストが多い場合の手土産にも好評です」
「VERY RUBY CUTは品川駅構内のエキュート品川で、移動途中に買える、見た目にも華やかなお菓子です。急に手土産が必要になった時にも買いやすくオススメ。行列しているイメージがあるかも知れませんが、日持ちする方のいちごミルクサンドは平日だと買いやすいです」
「入手困難ですが、時間があったら並びたい限定品のいちごバターサンド 。１日２回のみ限定時間販売のバターサンドは、苺の香りとバタークリームの豊かなコクが楽しめます。極厚のビジュアルも相まって、話題性抜群の一品です」
テーブルに置くだけで華やぐ、パティスリー・サダハル・アオキのビスキュイ缶
「手土産を選ぶ時間は、私にとって小さな楽しみのひとつです。特に冬は、チョコレートや焼き菓子、ホリデー限定パッケージなど選択肢も豊富で、季節感を添えやすいのが魅力です。今回は、味はもちろん、開けた瞬間のときめきまで大切にしたご褒美手土産をセレクトしました」
「フォートナム＆メイソンのオルゴール付きビスケット缶、ミュージカルビスケットハウス」（税込￥7,776）。ロンドンのピカデリー本店が描かれたビスケット缶は、ホリデーシーズンにぴったりの華やかなカラーリング。まるでおもちゃ箱のような、開ける前からわくわくするビスケットハウスです。缶の中には、３種類のクッキーをアソート。洋酒不使用なので、小さなお子さんのいるご家庭へのプレゼントにも安心して選べます。そして何より嬉しいのが、クッキー缶にオルゴールが付いているというサプライズ。缶の底部分のぜんまいを巻くと、やさしい音色が流れます。食べ終えたあとは、インテリアとして楽しめるのも魅力のひとつ。我が家では、子どもたちの小さなおもちゃを入れるおもちゃBOXとして活躍中です。見た目の可愛らしさだけでなく、音色にも癒される、特別感たっぷりのビスケット缶です」
「パティスリー・サダハル・アオキのコフレ アソーティモン ドゥ ビスキュイ ドゥミ。ギフトでいただいて以来、すっかりお気に入りになり、手土産としてもよく選ぶ一品です。パリの街並みが描かれた缶を開けると、見た目も華やかな焼き菓子が９種類ずらり。テーブルに置くだけで、一気に華やかな雰囲気を演出してくれます。一口サイズの９種類の焼き菓子を少しずつ楽しめるのも嬉しいポイント。中でも特にお気に入りは、右上のグリーンのマカロン ラスク プティ。マカロンを焼き上げたラスクは、バターの香ばしさがたまりません。クッキー缶は全部で3種類あるので、贈るシーンや相手に合わせて選べるのも便利です。テーブルを華やかに彩りつつ、少しずつ味わえる楽しさが詰まった、贈り物にもぴったりの焼き菓子缶です」
「白金台に店舗を構えるショコラティエ・エリカ。美女組同期の間でもファンが多く、バレンタインシーズンには行列ができることもある人気店です。ショコラティエ・エリカといえば、ミントチョコレートも有名ですが、手土産として選ぶことが多いのがマ・ボンヌ ミニ（税込￥1,695）。ミルクチョコレートの中にマシュマロとクルミが入っており、なめらかな口どけと楽しい食感のバランスが魅力。自分の好きなサイズ感でカットして楽しむことができ、賞味期限が約２か月と長めです。冬なら溶ける心配もなく、相手のタイミングでゆっくり味わってもらえる、手土産としてさまざまなシーンで選びやすい一品です」
人気店の期間限定！新年を祝うフランスの伝統菓子、ガレット・デ・ロワ
「 今年のハズさない手土産として私が選んだのは、UN GRAIN（アン グラン）の ガレット デ ロワ ナチュール。運試しとしても盛り上がること間違いなしの逸品です」
「小さなサイズのガトーが人気の UN GRAIN ですが、年に一度のお楽しみとして登場するガレット デ ロワは、まさにパティシエの技術と哲学がつまった特別なお菓子とのこと。“シンプルだからこそ、素材と技がわかる”——まさにそんな一品でした。今年のガレット デ ロワ ナチュールは、余計な装飾や味付けをそぎ落とし、パイ生地の香ばしさとアーモンドクリームの豊かな風味を純粋に感じられるタイプ。ナイフを入れた瞬間に、層の細やかさがわかるほど美しく、ひと口目からバターの香りがふわっと広がります。甘さは控えめで、大人が心から楽しめる上品な味わい。主役になりすぎず、でも確実に印象に残る——手土産として完璧です」
＜地方編＞
干し柿と栗きんとんのマリアージュが楽しめる岐阜県恵那の名菓
「岐阜のお土産の代表格と言えば恵那 川上屋の栗きんとん。以前、お客様にいただいてうれしかったのは干し柿の中に栗きんとんが入っている、ひなたぼっこ」
「干し柿の中に栗きんとんが入っているという、斬新なアイディアに驚きます。食べてみると、干し柿の濃厚な甘さと栗きんとんのさっぱりとした甘さのハーモニーがクセになり、今ではこの季節になると食べたくなる存在に。私自身も手土産として持参することが多いのですがいつも皆様に喜ばれる一品です」
「ちなみに栗餡を別に梱包してあるサクサクパリパリの最中に挟んでいただく、手合栗最中もとても美味しいのでおすすめです」
金沢市生まれの逸品！希少な烏骨鶏卵を使った極上かすてら
「先日、手土産でいただいた烏骨鶏かすていら【金箔】。箱を開けた瞬間の凛とした佇まい、金箔があしらわれた美しい表面に思わず見惚れてしまいました。ひと口食べると、その上品な味わいに感動。すぐに今年のお年賀はこれにしようと心の中で決めてしまったほど」
「カステラは 卵が命。その卵に、石川県の希少な天来烏骨鶏卵が使われているのが最大の魅力。甘さ控えめでしっとりした口溶け、そして卵本来の濃厚なコク。素材の良さを活かしきった上質な味で、まさに“本物のおいしさ”を体験できます」
「発送日から約25日という日持ちの良さも嬉しいポイント。サイズは2号のほか、3号・4号もあるので、用途に合わせて選びやすいのも魅力です。紙袋の品質もしっかりしているので、贈り物として安心してお渡しできます」
名古屋土産の新定番、老舗・覚王山吉芋の芋けんぴ
「東京にないものを探すのがなんだか難しいお土産選び。東海地方で見つけたお気に入りのお店を紹介します」
「名古屋の魅力は味噌カツやきしめんだけじゃない。実は地元で長年愛される、さつまいも菓子の名店 覚王山 吉芋（きちいも） のお菓子が、お土産として大人気です。覚王山吉芋は、名古屋・覚王山の歴史ある街並みに根づく さつまいも菓子の専門店。30年以上にわたり、職人が一つひとつ丁寧に作るお菓子は、老若男女問わず幅広い世代に支持されています。 本店のほか、名古屋駅の百貨店（名鉄百貨店／JR名古屋高島屋など）でも購入可能なので、観光ついでに立ち寄りやすいのも嬉しいポイント。わたしはJR名古屋タカシマヤで購入しました。平日の夕方にもかかわらず長蛇の列！わかりやすいメニュー表を見ながら、わくわくしながら並びました」
「私のおすすめNo.１は、吉芋花火（はなび）。芋の旨味がしっかり広がる、やみつきの一品。まるで大学芋のようなジューシーさ。蜜がたっぷりかかっているので消費期限は短めですが、あっという間になくなってしまうので自分用と渡す用を購入することをおすすめします」
「日持ちを重視するなら、吉芋塩花火。塩味の芋けんぴ。思っている以上に塩気が効いているので、ビールやお茶のお供にもぴったり。さつまいもの甘さが塩によって引き立ち、これもついつい手が止まりません」
東京の新しい定番から、地方で長く愛される味まで。贈る相手やシチュエーションを思い浮かべながら、あなたらしい手土産を見つけてみてください。
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