マンガの裏表紙に載っているラピスのネックレスや指輪を買ったら、翌日にイケメンと両想いになって大仏の前でピースサインで写真撮影、というのは現実的に難しいだろう。
実際、ラピスの指輪も買った。翌日も独りで体育座りでキツイ酒をあおった。
「神様がお好きかと思って鈴木京香の声真似して祈ったのに!」
「柏手のリズムがパンウンパンよりパンウンウンパンの方が良かったのかしら」
「婚活のついでに宝くじの当選をお願いしたのが余計だったのかしら」
「お辞儀が深すぎて賽銭泥棒に見えたのかしら」
真剣なら真剣なほどこうした余計なことで悩んでしまうだろうから。悩むか?
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)