おかしい。出会わない。
入国拒否か。または長い道草か。やはり地道にがんばるしかないのか。今までと同じ方法ではもう同じ結果しか得られないのではないのか。
いや、同じならましで、婚活市場では女の年齢は上がれば上がるほどチャンスが減るようだ。
愛読している質問サイトではアラフォーの婚活相談への回答があまりにも辛辣で読むたびに落ち込んでいた。
「お金のある男性やイケメンは若くてかわいい人を選べるわ。あなたが共稼ぎかつ貯金もたくさんあってその上同居可能、即介護要員としてなら結婚できるかも。60歳代くらいの男性と」って。
そんなに厳しいのか…。
文字で「40代独身女性」と書くとそれほどにネガティブなイメージを与えるものらしい。
恋愛をして、好きな人と人生を歩みたい。
ただそれだけなのに。
同世代の彼を見つけるのはそんなに難しいのか。
体育座りでキツイ酒をストレートであおる。
そんなはずはないさと、職場を思い出してみる。
仕事盛りの同世代はほぼ既婚。若い世代の男性は最初から同期や後輩を狙っている気もする。「あの子かわいいっす」と噂の矛先はハーフアップのゆるふわマシュマロボディの女だ。けっ。
男性社員の私に対する態度は、「話題を選びながらご機嫌をうかがい、歓送迎会で飲むのは嫌じゃないですよ」な存在なのであろう。とんだピエロである。
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)