トリ姉さんからヤンエグに紹介の話を依頼した頃、パンダさんは家族の入院や、飼犬のラブ(正式名称:LOVE)が亡くなるなど仕事の他にやるべきことが多く、あまり時間的にも精神的にも余裕がない状況が続いていた。
ケビ子デカは畳み掛ける。「女関係の欲求はどうだったのか」(出来損ないのデカだな)「不自由してなかったからそれほど積極的に出会いは求めていなかった」と自白。はい、半落ちー!女に不自由してないとはどういう状況なのだ!出来心で俺様に会ってやろうって魂胆か!ふてえ野郎だ!
挙句、連休明けに初めてヤンエグから「紹介の話がある」と聞いたらしい。ズコーである。
場所は人形町のとあるフレンチビストロ。男性4人でビジネスランチをしていた時のことだという。何を食べていたのかまでは聞いてないが、おそらく自白と言えばカツ丼だろう。だからフレンチビストロだって。
ランチを食べながらそんな話をふられ、第1候補者はこう答えた。
「うーん、俺はいいよ」
あぁ、自分のこと俺って言うんだー。ってそこじゃなくてだね。その「俺はいいよ」の「いいよ」はネガティブな色合いのいいよ、だったそうだ。
連休明けに聞いたのでは連休明けに会えるはずないよね♪納得♪って素直に納得してしまった。こういう執着のなさは私のチャームポイントである。これでは5月は何もなく終わるわけだと合点である。
とーはーいーえー。これは第1候補者に後日聞いたことで、その当時はなぜなぜ分析をしながら体育座りをする日々であった。
![何の連絡もなく1ヶ月が過ぎた理由【アラフォーケビ子の婚活記 #22】_1_1](https://image-hp.hpplus.jp/q=85,f=webp:auto/org/0c/0c59bc43e8ad3381e82759833d26cd06_899x899_w.jpg)
女性に不自由してないんです~
そもそも聞いてなかったんです~
すっすっす~
ちーがーうーだーろーーーーー!!
![](https://d3bhdfps5qyllw.cloudfront.net/org/1e/1e419624723a7b6d59a04bba561108a2_100x100_w.png)
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)