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人に見せない美しさで、女の格は決まるのか?【齋藤 薫から、悩める40歳へ 大人キレイの処方箋】

本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、“人に見せない美しさ”について
人に見せない美しさで、女の格は決まるのか?【齋藤 薫から、悩める40歳へ 大人キレイの処方箋】_2_1
(右)ビキニエリアに適した「太い毛用」など、3 種類のアタッチメントつき。細かなパーツケア含め全身のムダ毛がケアできる。レイボーテⅢ STA-184N(W69×D53×H200㎜・本体480g)¥69,000/ヤーマン (左の2品)フィトテラピー(植物療法)ブランド「ルボア」によるデリケートゾーン専用スキンケア製品。(中)保湿&美白ができる。アンティーム ホワイト クリーム100㎖¥2,600・(左)肌本来の常在菌やうるおいを保持しつつ優しく洗いあげる。同 フェミニン ウォッシュ100㎖¥2,000/サンルイ・インターナッショナル

撮影/John Chan スタイリスト/郡山雅代

“見えないところ”の新たな“お清めルール”

 でも知っていただろうか? 日本の若い女性が今、新たな“お清めルール”を作り、死守していること。それがデリケートゾーンケアと、アンダーヘアの脱毛。特に、アンダーヘアについてはもう「処理しないなんてありえない」というまでの常識になっていて、それこそ「電車の中でメイクするのはタブーよね」と言ってる大人が、逆に馬鹿にされかねない状況。そうした新常識は、30代前半までに行き渡り、この世代は美容サロン以上に脱毛サロンにお金をかけているという説も。“見えないところ”の定義も、時代とともにこんなに変わるのだ。
 いや逆にここで大人たちは、プロとは言え、「人様にアンダーヘアを、ましてやVIOの全てを処理してもらうなんて」という抵抗感を持つかもしれなく、だから自分の手でビキニエリアの処理も可能な“フラッシュ脱毛”の家庭用機器、レイボーテをご紹介しておこう。これは安全ストッパー付で安心。でも、脱毛が徹底されているとなれば、当然デリケートゾーンのお手入れも必須になる。この分野の先駆けとしてベストセラーになっているルボアは、pHケアもできるリキッドソープや、アンダーのみならず、乳首などの黒ずみにも働きかけるホワイトクリームなども用意したデリケートゾーン専用のオーガニックコスメラインだ。
 確かにそれも、女の格を高める方法ではある。シーツをいつも新しく保つのと究極同じ? 一度始めるとやらずにいられなくなるのが、こういう“お清めもの”。新しい常識ならクリアしておかなくちゃ。
齋藤薫 Kaoru Saito
美容ジャーナリスト、エッセイスト。美容やファッションの潮流に社会的な視点を加え、美しくありたいと願うアラフォーの未来を照らす。近著に『"一生美人"力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)など。

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