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「40歳は女性として一番おいしい時です」今月の先輩/潤子ララビュールさん

本誌で好評連載中の「小田ユイコ meets overアラ50美女 キレイな先輩の“美”人生道」。今月のゲストはコスメブランド“ララビュウ”をプロデュースする潤子ララビュールさんです。
「特に活性酸素を取り除き、コラーゲン生成に欠かせないビタミンCは欠かせません。最低でも1日5000~6000㎎は摂取。おかげでここ7~8年、風邪をひいていませんし、途中離婚に伴う裁判など精神的に大変な時期もありましたが、うつっぽくなることもなく乗り越えました」。パソコンやスマホなど電子機器が常にそばにあり、活性酸素が増えやすい現代。〝がっつりビタミンC〟は基本だとか。究極に疲れたら、高濃度ビタミンC点滴を打つこともあるのだそう。  
「活性酸素を除去するという点で、水素水もいいですね。続けていると加齢臭対策にもなります」。ほかにも、酵素とフェカリス菌(乳酸菌)もお気に入りがある潤子さん。よいらしいという情報を得たら、原料に何が使われているかから製造法、メーカーの企業理念までインターネットなどで徹底的に調べます。
「化粧品もそうですが、サプリメントも信頼、納得して摂取するかどうかが大事。アラフォーは、人生を山にたとえれば5合目まで来ていますから、もう悠長に構えてはいられません。しっかり下調べをして、最短ルートで安全に、楽しく頂上を目ざすべき。回り道やケガをしている場合ではないのです」
「40歳は女性として一番おいしい時です」今月の先輩/潤子ララビュールさん_2_1

努力で細くならないウエストは存在しない

美容道を自分なりに極めてきた潤子さん。今では、女性にとって美容は息をする次に大事と考えています。
「アラフォーになれば20代や 30代前半と違う自分に、鏡を見ると落ち込むこともありますが、決して『もうイイや』と投げ出してはダメ。落ち込んだ時こそ、髪、肌、ボディ、何かひとつでもいいから今 の状態よりよくしようと努力するべき。マリソル世代は、私たち世代からみれば脂がのりきった寒ブリ。少し磨くだけで、輝きを取り戻すことができるのです」。
私も、自分のアラフォーを思い出すと、努力したらしただけ成果が出るよい時代だったな、と。

「ツヤが出ない髪、細くならないウエスト、引き締まらない顔はありません。グチを言う暇があったら、お手入れやダイエットを始めましょう。『変われた!』という喜びは生活の弾みになり、必ずや女性を輝かせます」。。たかが美容、されど美容。常にキレイを向上させようとしている女性は、6合目以降の人生を2倍謳歌できることは間違いありませんね!
【Yuiko's Voice】
日本は世界一キレイに
なるのが簡単な国

これまでNYを拠点に生活し、世界の美容を研究してきた潤子さん。今の日本は、食べ物もそろい、優秀な化粧品がいくらでも手に入り、安全な環境も整う、世界一キレイになるのが簡単な国だと太鼓判。そんな日本を泳ぐ「寒ブリ」読者の皆さん、まだまだキレイになれますよ!


潤子ララビュール(じゅんこ・ららびゅーる)●1963年生まれ。
外資系航空会社のキャビンアテンダントをしながら、20代のころからコスメマニアとして数々の女性誌に登場。ビューティアドバイザーとして活躍するうちに美容への熱意が高じて、コスメブランド"ララビュウ"をプロデュース。豊富な知識が生かされたスキンケアが話題に。著書に『潤子ララビュールのスキンケア・バイブル』(双葉社)など

小田ユイコ(おだ・ゆいこ)●美容ジャーナリスト。
本誌をはじめ女性誌各誌、WEBで美容企画を担当。美容記者として25年以上にわたり美の賢者を取材する。女性が生涯にわたってキレイを向上する方法を模索
(Marisol 2016年9月号)

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