「化粧品もそうですが、サプリメントも信頼、納得して摂取するかどうかが大事。アラフォーは、人生を山にたとえれば5合目まで来ていますから、もう悠長に構えてはいられません。しっかり下調べをして、最短ルートで安全に、楽しく頂上を目ざすべき。回り道やケガをしている場合ではないのです」
努力で細くならないウエストは存在しない
「アラフォーになれば20代や 30代前半と違う自分に、鏡を見ると落ち込むこともありますが、決して『もうイイや』と投げ出してはダメ。落ち込んだ時こそ、髪、肌、ボディ、何かひとつでもいいから今 の状態よりよくしようと努力するべき。マリソル世代は、私たち世代からみれば脂がのりきった寒ブリ。少し磨くだけで、輝きを取り戻すことができるのです」。
私も、自分のアラフォーを思い出すと、努力したらしただけ成果が出るよい時代だったな、と。
「ツヤが出ない髪、細くならないウエスト、引き締まらない顔はありません。グチを言う暇があったら、お手入れやダイエットを始めましょう。『変われた!』という喜びは生活の弾みになり、必ずや女性を輝かせます」。。たかが美容、されど美容。常にキレイを向上させようとしている女性は、6合目以降の人生を2倍謳歌できることは間違いありませんね!
日本は世界一キレイに
なるのが簡単な国
これまでNYを拠点に生活し、世界の美容を研究してきた潤子さん。今の日本は、食べ物もそろい、優秀な化粧品がいくらでも手に入り、安全な環境も整う、世界一キレイになるのが簡単な国だと太鼓判。そんな日本を泳ぐ「寒ブリ」読者の皆さん、まだまだキレイになれますよ!
外資系航空会社のキャビンアテンダントをしながら、20代のころからコスメマニアとして数々の女性誌に登場。ビューティアドバイザーとして活躍するうちに美容への熱意が高じて、コスメブランド"ララビュウ"をプロデュース。豊富な知識が生かされたスキンケアが話題に。著書に『潤子ララビュールのスキンケア・バイブル』(双葉社)など
小田ユイコ(おだ・ゆいこ)●美容ジャーナリスト。
本誌をはじめ女性誌各誌、WEBで美容企画を担当。美容記者として25年以上にわたり美の賢者を取材する。女性が生涯にわたってキレイを向上する方法を模索