放ったらかしているのは日本人だけ?プライベートゾーンのお手入れ

2018年3月19日
本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、"デリケートゾーンのお手入れ"について

あなたはもう始めているだろうか。 秘密の場所=プライベートゾーンのお手入れを

 初めて説明を受けたときは、ちょっと赤面してしまうほど、抵抗を感じた。でも恐る恐る使ってみたその日から、もうそれは習慣になった。デリケートゾーンともプライベートゾーンとも言われる下腹部のケア。文字通りとてもデリケートで、他の皮膚に比べて40倍も経皮吸収率が高いとされ、ペーハーも2から3、強酸性と言っても良い部分にアルカリ性の石鹸を不用意に使うと刺激が強すぎる。いわゆる常在菌も奪うばかりか、傷を付け、だから痛みや痒みが起きるのだという理屈を聞けば、プライベートゾーン専用の化粧品を使わなければいけないのは火を見るより明らかだ。

 しかも顔の肌と同様に、いやそれ以上に老化する。目と同じ粘膜だから、決して乾いてはいけないのに、加齢とともにカピカピに乾き、だから硬くなったり、たるんだり。実はそういうことが想像以上に様々な不快感をもたらしていることがわかってきている。女性ホルモンとも直接的に関わっているところだけに、膣の老化が肩こりや頭痛や鬱のようなものにも影響しているとまで言われるのだ。

 じゃあなぜ今まで習慣にならなかったの? 実は、これほどまでに放ったらかしにしてきたのは日本人だけ、と言う説もある。欧米では生理が始まったら、こうしたケアは母親が娘に教える種類のもの。ビデが当たり前のように使われている国では、昔から1つの常識なのだ。

 つまり、日本は極めて遅れてる。生理的に必要なことなのに、性的なことと一括りにしてタブー視してしまう傾向が、この国にはあるようだ。だから自分の大切な部位なのに、子供の頃に触れてはいけないと言われたのをずっと守っていたりする。それはおかしいと言うことで、この分野、ここ数年で日本発進のブランドが一気に増えてきている。

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