大まかに分類すると、大体下記に当てはまるものばかり。
・ビジネス書(ほとんどこれ・・)
・心理学
・哲学
私が本を読む主な理由は、新しい知識を習得することで、何か新しい視点や気づきを得ること。
なので、どうしても(?)日常の多くの時間を割く「仕事」をする上で役に立つかという目線で選んでしまいます。。。。
しかし、タイトルは違えど、似たような本を読んでいたり、その時々の流行みたいな本ばかり読んでいて、知のストックはできても、自分の中に変化が生まれないなと感じていました。
そんな折に見つけたのが「1万円選書」。
様々なメディアで話題になっているので、知っている方も多いかもしれません。
北海道の砂川市にある「いわた書店」の店主岩田さんが、1万円で自分に合った本を見繕って送ってくれるというもの。
選書して頂くにあたり、店主から届いた「カルテ」に記入し提出します。
・今まで読んだ本で印象に残っている本20冊
・人生で嬉しかったこと、苦しかったこと
・これだけはしないと決めていること
などなど、自分がどんな人間か分かるような情報を提出し、それに基づいて岩田さんが本を選んで下さいます。
そして送って頂いた本の数々。知らない作家さん、ドキュメンタリー、小説など自分では手に取らないであろう本ばかりでした。
じっくり読んでいるので、11冊のうちようやく3冊読み終えたところです。
本から教えて貰ったのは、人生、納得のいかないことや思い通りに行かないこと、どうにもならないことがあるけれど、そこから目を逸らさず、共存していくことも必要なんだなということ。
また、プラスの出来事もマイナスの出来事も、自分の捉え方や行動の仕方で必ずどこかで役に立つということ。
起こった時には「点」にしか見えない出来事が、自分の想定しないところで「線」として繋がることがある、だから一つ一つの「点」を無駄だと思わないこと。
いわた書店さんとのご縁に本当に感謝だなと思いました。
残りの本を読んだとき、新たにどんな発見があるのか楽しみです。