「私のこと好きですよね?」攻撃で交際スタート!?【アラフォーケビ子の婚活記 #41】

2018年5月12日
【vol.41】『アラフォーケビ子の婚活記ー良くも悪くも今が私の適齢期ー』毎週金・土・日21時更新。
私は見た目の印象がとにかく悪く、性格がきつそうだ、上から目線だ、馬鹿にされそう、などとよく言われる。笑顔であいさつしても裏がありそう、とかね。そこを理解しているから、つとめて笑いを全面に出す傾向が強く、しかし大人になればなるほど笑いを全面に出すことは返ってマイナスに繋がっていた。

パンダさんもどうやら同じタイプだったようで、お互い相当な警戒をしていた様子。こちらが開いたらあちらも開いた、そんな言い方がしっくりくる会話となってきた。

女性慣れした、ジェントルマンでそつがない男性はいったん姿を消し、中学生同士のようなくだらない会話が始まった。気が付けばお店もラストオーダーとなり、閉店まで滞在した。4時間くらいいた計算となる。

気をよくした私は、駅に向かう道すがら得意のセリフでたたみかける。こういう時、受け身で待っていられない私という名の戦うボディ。

「パンダさんって私のこと好きですよね?またはけっこう良いなと思ってますよね?」

誘導ラブ尋問。パンダさんは頷き、そして手を握ってこちらに微笑んだ。
そうなるとそうなったでパニックになる俺。いや、私。パニックになりながら心の中で「しとめたりー!」とガッツポーズで絶叫。

これですっかり交際開始だ、めでたしめでたしと思ってしまった私は、友人たちに先走って「付き合い始めた」報告を済ませた。今振り返ると何のコミットメントもないのに、だ。

しかしパンダさんはやはり一筋縄ではいかない男。

後日聞いたところ、「好きとか付き合いたいとかの気持ちはなく、お祝いをするのであれば、自分ができることをしてちゃんとお祝いをしたかっただけ 」だって。なんちゅう男。 手を握るのも、好きかと問われて頷くのも、お祝いの一環かい!!俺のベストパフォーマンスかい!

全て私の独りよがりであった。そんな男、いる?ひどくない?こういうのをドンファンって言うのだろうか。
カモチ ケビ子
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。
Instagram(@kbandkbandkb)

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