一歩足を踏み入れると、高い吹き抜けが気持ちのよいロビー。天井にはハワイのお魚“ヒナナ”をイメージしたアートが施されています。かつてこの地域は山から流れ出る川と海との合流地点で、清流と海水が混ざり合うため滋養豊かで、水の生き物や植物など多くの命を育むこの地には、特別なパワーが宿ると信じられていたのだとか。
この“ヒナナ”は銅板でできているのですが、ホテルスタッフとその家族が、ひとつひとつ手で打って作ったものなのだとか。こんな部分にも、プリンスワイキキのゲストに対するアットホームな気持ちが現れています。
客室はすべて海を望むことのできるオーシャンフロント! 床から天井までガラス張りなので、部屋いっぱいの美しい海と空を楽しめます。眠る時にはブラインドは閉めて、窓は開けっ放しにすれば、ハワイの心地のよい風と波音を聴きながら就寝・・・なんて夢のようです。
窓から見えるのは、手前にヨットハーバー、奥にはアラモアナ・ビーチパークのマジックアイランド、そして青い青い水平線!
客室は落ち着いたベージュとブルーが基調。これはハワイの砂と海がイメージ。また壁に描かれているのはこの土地に咲いていた“ナイオ”という花。強い再生力と浄化力で土地の毒素を浄化する力があったそうで、ゲストの疲れを癒したいという願いが込められています。
アメニティはハワイの原材料にこだわったオーガニックスパブランド【マリエ オーガニクス】。南国らしい香りに癒されます。しかも毎日新しいものに取り替えてくれるというホスピタリティ!
個人的にテンションが上がったのがバスルームにあったこれ!わかりますか? 女優ミラーです(笑)背の低い私は、たいがい洗面の大きな鏡が少し遠いのですが、これのおかげで、アイラインもしっかり引けました。いつものメイクが楽しくなるような、女性に対するこんな細かな気配りが嬉しいですね。
そして何より話題なのはこのインフィニティプールです! ハワイにゴージャスなプールは数あれど、ヨットハーバーの海に繋がるインフィニティは、ここだけ!
インフィニティプールからの虹という景色もハワイならでは。この日はシャワーが多かったので、虹が連発していました。ちなみにプールエリアにはインフィニティを含めてプールは2つ、さらにジャグジーもあります。
5階のプールエリアの奥にある「クラブラウンジ」は、31階以上に宿泊すると使い放題。コーヒーやジュースなどのドリンクに加え、軽食も食べ放題。お味噌汁やごはんも用意されているのが日本人にはうれしいポイントです。(31階以下の場合は別料金で利用可能)
クラブラウンジで提供されるタロイモのマラサダは数量限定なので、見つけたら迷わず食べてみてくださいね!
ヨットハーバーを臨むレストラン「ワンハンドレッド セイルズ レストラン&バー」はプリンスワイキキのメインダイニング。朝食からランチ、ディナーまで営業していて、それぞれビュッフェとアラカルトが選べます。メニューは和洋中、さらにお寿司を握ってくれる職人さんまでいて、充実のラインナップです。
レストラン内にはバー&ラウンジもあります。この日は夜から地元のバンドの演奏がはじまりました。プリンスワイキキは観光客だけでなく、地元の人にもぜひ気軽にホテルを訪れてほしいと考えていて、このような催しや今ロコの間で流行っているメニューを考えたりしているそう。
インフィニティプールのすぐそばにあるカバナは、エクストラチャージで貸切やディナーを楽しむこと可能です。お祝いや誕生日、またはプロポーズ(!?)にいかがでしょうか?
($250〜+税・サービス料/一人あたり)
カバナからは海に沈むサンセットも臨めます。もしステイしている日が金曜日であれば、花火をみることもできますよ!