私の友人はそんな夢を持ち、芸術部なる部活動を勤務する社内で立ち上げ、活動しています。
週1回の芸術関連のメルマガに加えて、美術館のツアーや、画廊オーナーに美術品の解説をして頂くなど様々なイベントを企画。
私は芸術に関して全くのビギナーなのですが、何か芸術に触れる機会が増えたら良いなと思い参加しています。
今回は室内管弦楽に人工知能の要素をプラスした新しい試みのイベントに参加してきました。
演奏家と聴衆の代表者に脳波測定器をつけ、彼らの脳波が演奏にどのように反応するかリアルタイムで見ていくものです。
会場は友人の働くオフィスのイベントスペース。
外資系企業らしい、イノベ―ティブなアイディアが生まれそうなスタイリッシュな空間で演奏家に手が届きそうな距離で演奏を聴けるのは、とても斬新でした。
素人ながら、素晴らしい演奏に感動!!
聴き手の脳波については、その曲を初めて聴いた方の場合、同じ曲でも曲の背景を聞く前と後では、脳波の反応が異なる点も面白かったです。
曲について知っている方は、曲の展開を知っているためか非常にリラックスした反応をしていたのも興味深かったです。
今回のイベントでヴィオラを演奏された大山先生は、「対話(Dialogue)」をテーマに室内管弦楽をより身近に楽しめるイベント「Music dialogue」をされており、本番演奏だけでなく、リハーサルで音楽を作り上げていく過程を体験できるイベントを通じ、演奏家とお客様が対話できる場を作っているそうです。
今度はそちらにも是非参加してみようと思います。