山田先生おすすめの正しい姿勢作りと、ストレッチ3つをWEBではご紹介。
※マリソル本誌6月号では全5つのストレッチをご紹介しています
☆私が答えます!
16号整形外科院長 山田朱織先生
整形外科医。医学博士。山田朱織枕研究所代表。正しい眠りのための枕を研究し、「整形外科枕」を開発。首や肩のこりに悩む多くの患者が全国から訪れる。
体の軸を整えて首姿勢を正すことが最も重要
首こり改善のためになによりも大切なのが、首姿勢を正すこと。「首こりを招く最も悪い姿勢が、首を突き出した猫背姿勢。これを正そうとするとほとんどの人が背すじをピンと伸ばしますがこれは間違い。姿勢をよくするポイントは、首を起こし、胸を開き、おなかを引っ込めることです。このたった3秒の動作で体軸が整い、首が理想的なポジションになります。 朝昼晩に行えば首への負担が減り、首こりの予防・改善に」 また、ストレッチも効果的。「パソコン作業で猫背が続くと首まわりの筋肉が緊張して血流が滞り首こりを招きます。合間にストレッチをして血流を促しましょう」 以下、ご紹介するストレッチを仕事の合間にこまめに実践して。
■首姿勢の正し方
□腕伸ばし
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①足を軽く開いて立ち、腕を頭上に上げて左手で右手首を持つ。
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②左手で右手首を下に引っぱって10秒キープ。頭はまっすぐ起こしたまま行って。1 〜3回。左右の手を入れ替えて同様に。