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国際中医薬膳師。”ワタシをいたわる薬膳ごはん”をご紹介。

職業:薬膳教室主宰/専門学校薬膳科講師
My favorites:最近は腹筋ローラーでの筋トレに夢中です。古代から伝わる”美レシピ”を研究しています。

Marisolブログを通して美女組の皆さん、読者の皆さんとファッション、フード、美容など楽しく情報交換していきたいです。

身長:159cm

♪黒豆茶とマンゴーの薬膳スイーツ♪梅雨の時期のティータイムに

梅雨時期は体内に余分な水分が溜まりやすく、むくみやお腹を壊すことが多い季節です。体内の水分を外に出す薬膳スイーツでココロもカラダも軽やかに~♪
今年の梅雨。あまり雨は降らないけど、湿度が高くてまとわりつくような暑さですよね(汗)。

中医学では湿気が多い時期の邪気(不調の原因)を「湿邪」と言います。この湿邪にダメージを受けやすいのが”脾”(消化器官全般と考えて下さい)。飲食物からの水分に加え、呼吸からも外気の湿気が体内に入り、脾が水で溢れてる状態になりやすい時期。排出しきれない水分はどんどん溜まり、古くなり、下痢、身体のだるさ、ドロドロ血液や”むくみ”、肌のたるみ等、身体の不調や”老け見え”の原因を作ってしまいます。

今回は『健脾利水』の薬膳です。『健脾利水』とは身体の余分な水分を排出し、消化器官をいたわって強くするという薬膳の考え方です。

☆黒豆茶とマンゴーのゼリー☆   

~ココナッツミルクソースがけ~

♪黒豆茶とマンゴーの薬膳スイーツ♪梅雨の時期のティータイムに_1_1
材料2人分
・黒豆茶 5g ・マンゴー果肉 100g ・ココナッツミルク 100ml ・水あめ 大さじ1・ゼラチン4g(2gずつ使います) ・砂糖 大さじ1と1/2 ・塩 少々 ・水 200cc
♪黒豆茶とマンゴーの薬膳スイーツ♪梅雨の時期のティータイムに_1_2
今回の使用食材。黒豆茶、マンゴー、水あめ、ココナッツミルク。
【作り方】
黒豆茶ゼリー…鍋に水150㏄と黒豆茶を入れて沸騰させます。そのまま約1分煮立たせて火を止めて約15分置きます。濾して黒豆を取り、砂糖 大さじ1を溶かします。これにゼラチンパウダー2gを振りいれて混ぜて溶かし、冷蔵庫で冷やします。

マンゴーゼリー…ゼラチンに水 大さじ1(分量外)を加えてレンジに10秒程かけて溶かします。フードプロセッサーでマンゴーをペーストにします。これを鍋に入れ、水大さじ2(30㏄)と砂糖 大さじ1/2を加えて温めます(60℃位まで)。塩、溶かしたゼラチンを加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やします。
point⇒少々の塩を加えると、マンゴーの甘さがより引き立ちます☆

ココナッツミルクソース…ココナッツミルクを鍋で温め、水あめを溶かして冷蔵庫で冷やす。
point⇒冷やすと水あめの性質からとろみがつきます☆

ゼリー液が固まったらフォークで崩し、ゼリーを二層にして盛り付けます。これにココナッツミルクソースをかけ、クコの実とミントを飾って出来上がりです☆
効能について…
●健脾…消化器官が正常に活動するよう働きかける効能。
黒豆、ココナッツミルク、水あめ
●益胃…胃を強くし、消化活動をスムーズにする効能。
マンゴー(芒果)
●利水・利湿…体内の余分な水分を尿として出し、むくみや下痢を防ぐ効能。
黒豆、マンゴー(芒果)、ココナッツミルク

☆今回は健脾、利水の効能を兼ねている食材を組み合わせました。マンゴー(芒果)は涼性食物で体を涼しくする特性がありますが、温性食物で身体を温めるココナッツミルクと組合わせているので食べても身体を冷やしません(嬉♪)
今回は梅雨時期の余分な水分を外に排出してくれる心強い食材を使い、サッパリと涼しげなアジアンスイーツをご紹介しました♪

温める、溶かす、冷やす!の簡単3ステップレシピです。
雨降りで出かけるのが面倒な時におうちカフェにてご活用いただけたら嬉しいです。

この時期にしっかりと身体の余分な湿気を取り、元気に夏を迎えたいと思います!!
natsuko

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