☆私が解説します!
目黒西口クリニック院長 南雲久美子先生
東洋医学と西洋医学の両面から診療にあたる。冷え症など女性に多い不調に強い。著書は『冷え症・貧血・低血圧』(主婦の友社)など
体の内外からの冷え予防と温め、筋力アップがカギ
夏冷えを防ぐための原則は、“体の内と外から冷えを防ぐ”“冷えたら温める”“冷えない体をつくる”の3つだと南雲先生。
「〝体の内と外から冷えを防ぐ〟といううちの“外から”というのは、薄着をしないようにし、ストールやレッグウォーマーなどの衣類で冷房から体を守り外から冷やさないことです。そして“内から”は、冷たい飲食物をとりすぎないようにして体の中からの冷えを防ぐこと。また、2つめの“冷えたら温める”は、入浴などをして、すでに冷えてしまった体を温めることです。さらに重要なのは3つめの“冷えない体をつくる”こと。体で熱を生み出す最大の器官は筋肉なので、筋肉が少ないと体は冷えてしまいます。ですから運動をして筋肉をつけることは冷えを根本改善するうえで欠かせません。この3つを実践しないと冷えは防げません。アラフォーの今のうちからこの方法で対策を」
■アラフォーの夏冷え対策
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