「髪を染めることや頭皮ケアも自分ではうまくできないので、プロの手を頼っています。運動もそうですが、キレイは『周期を保って継続する』ことが大事。行った時に次回を予約し、自動的にルーティーンになるようにしています」
素敵をつくる優先順位は ファッション、髪、顔の順
「今のアラフォーは肌をキレイにする手段を知っているし、メイクも上手。でも、顔だけではキレイをキープできないのが大人です。それは、他人に与える印象がファッション、髪、顔の順だから。他人は面積の大きいところでその女性を判断。おしゃれな服を着こなすためには、すっきりとしたボディラインと姿勢を支える筋力が欠かせません。髪も、細くなり抜け毛が多いとヘアスタイルがキマらず老けた印象に。今はそれほど切実でなくても、5年後、10年後に如実に現れますから、今からケアしておいてほしいですね」。
アラフォーになるとやらなければならないメンテナンスが増え、ちょっと負担に感じることも……。
「仕事が忙しくてお手入れがままならなくても、1週間、1カ月単位でつじつま合わせし、『最終的にできていればいい』と自分を許すことも大事。むしろ、やることが多いのは、キレイになるスイッチをたくさん持っているということ。手をかけたことは必ず外見に反映されますから、その手間を楽しみたいですね」。
私も没頭できる趣味、探しにいきます!
浩未さんとは20代からのお付き合い。50代になった今が一番いきいきとして輝いていらっしゃるとお見受けしていましたが、リア充あってこそだったのですね! 私も人生のファーストプライオリティと言えるほど没頭できる趣味をもちたいと、心から思いました!
アーティスト。資生堂ビューティークリエーション研究所を経て独立。一般女性がすぐに実践できる、的を射たメイク指導が長年にわたって人気。女性誌で多数の美容コラムの連載をもつ。また、自身の美しい暮らし方は、世代を超えて女性たちのお手本に。メイクや美容のお悩みに答えるSNSも好評。著書は『同窓会で二番目にキレイになるには…』(小学館)ほか多数
小田ユイコ(おだ・ゆいこ)●美容ジャーナリスト。
本誌をはじめ女性誌各誌、WEBで美容企画を担当。美容記者として25年以上にわたり美の賢者を取材する。女性が生涯にわたってキレイを向上する方法を模索