諦めずに試したいボディケア。ピーリングとスリミングで見せたい脚へ
撮影/John Chan スタイリスト/郡山雅代
人は、驚くほど美しいものを見た時の衝撃をそのまま心に刻みつけ、一度自分もなぞってみたいと思う生き物。だからこそ、たった1人の存在がいきなり一大ブームを生んでしまうって、よくあることなのだ。安室奈美恵はそういう意味でいくつブームを作ったかわからない。メーガン妃にも今はそのくらいの磁力が存分に備わっているはずだから。
奇しくも今シーズンは、80年代のコンサバが1つのモードとして復活しつつある。まだ人々の記憶の中に微かに残っているスタイルだけに、うっかりすると古臭く見えてしまう嫌いもあるが、ちゃんと今風の一捻りが効いていれば今もっともオシャレ。何だかちょっと懐かしいレースのタイトスカートなどが流行っているのは、1つの表れだ。どちらにせよ、新しいファッションリーダーとして、キャサリン妃と並ぶ力を持つことになるはずのメーガン妃に何を学ぶか? それがいちいちテーマになるはずで、この人の全身からもう目を離せない。
さて、脚をあまり人目に触れさせていなかったという人は、迷わずタカミスキンピールボディで、古い肌を剝がさずに新しい肌にぐるりと着替えるお手入れを始めたい。長年隠していた肌もいきなり人に見せたい触れさせたいような肌になる。まさしくヌード肌へのスキンケア。そしてふくらはぎの肉には、ロート製薬、エピステームが作ったスリミング。運動しなくても細胞レベルで脂肪が減る? と大きな話題になったタイトスキンケアを試す時。ボディはやったらやっただけ効果があるもの。最初から諦めている場合じゃない。久しぶりの脚美容、今年はどうか手ぬかりなく。
(Marisol 2018年7月号)
美容ジャーナリスト、エッセイスト。美容やファッションの潮流に社会的な視点を加え、美しくありたいと願うアラフォーの未来を照らす。新刊『されど“男”は愛おしい』(講談社)をはじめ、著書多数