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なりたい顔の女たちは、早々と幸せになっていく、という説について

本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、人を惹きつける“なりたい顔”について。

いくら見ていても飽きない美人の顔とは?

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 美人の顔にも明らかに2種類あって、いくら見ていても飽きない顔と、むしろ美しいからこそ退屈な顔がある。昔からいわゆる〝美人の黄金比〟に当てはまる、当てはまりすぎる顔は見ていて飽きると言われるけれど、単純にそういうことでもなさそうで、飽きない顔には見ているだけで心地良くなる絶対の要素が備わっているからこそ飽きないのだ。つまり景色と同じ。心地良いから眺めていたい。世に言う黄金比率も単純に見ていて気持ちの良いバランスを示していて、バランスが良い事はやはり大前提なのだ。加えて何かさらに人を惹きつける特徴があること。例えば上唇がめくれていたり、肌が異様に白かったり、鼻の形が素晴らしく美しかったり。それは大好きな景色のその山の形が好きというのと一緒。人間は皆どこかでフェチ的な要素があるから、無意識にでもどこか1カ所にとても強く惹かれていたりするものなのだ。

 つまり、なりたい顔アンケートで上位になる顔も、心地よく、そして特徴がある。青い薔薇みたいに人を惹きつける。そうした顔の特徴を好きになると、男はその女性とできるならずっと一緒にいたいと思い、女はできるならその顔になりたいと思う。その顔になって生きていく人生を、どこかでイメージしてみたりするものなのである。

 長年連れ添ったある夫婦。円満の秘訣は? と聞いたら、ご主人がこう言った。「妻の顔が大好きなこと。好きな顔だと、何でも最後には許せてしまうから」と。好きな顔と生きていきたいと思うのは、言うならば人間の本能なのだ。人間の生理がそれを求めるのだ。だから必然的になりたい顔の女は、早々と幸せを摑む運命なのである。同性が、〝一緒に生きたい〟とまで思われる顔を、本能的になぞりたいと思うのもそれがため。

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