☆教えてくれたのは・・・
料理家 坂田阿希子さん
「ステーキは思いついたらすぐ作れるし、手順も簡単、時間もかからない。〝焼き〟の基本のコツを覚えれば、ほかの肉料理にも応用できますね。 例えば、肉は室温に戻すことが大事。特にかたまり肉は中心が冷たいと、中が生焼けになることも。〝焼いたら休ませる〟というのも覚えておいて。肉料理のジューシーさは、肉汁が命。すぐに切ると、肉汁が流れ出してしまいます。余熱を利用するのもポイント。じんわり余熱で火を入れたり、保温に利用したり。そして、塩は絶対おいしいものを! シンプルな味つけほど、塩が味の決め手になるんです」
■お肉をおいしくする3つのポイント
1 .肉は必ず「室温」に戻す
2.塩は粗いタイプでおいしいものを
3.焼く時はトングを活用
☆坂田さんオススメの塩
(左)フランス・バスク地方のフルール・ド・セル (右)スペイン・イビサ島の塩