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女同士の友情は、相手の幸せを心から願えるか? キレイの秘密を教えられるか?

本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、女同士の友情について。
女同士の友情は、相手の幸せを心から願えるか? キレイの秘密を教えられるか?_2_1
(右)目まわりの小じわをなめらかにする目もと用下地。ボビイ ブラウン インスタント コンフィデンス スティック ¥5,400/ボビイ ブラウン (中)カバー力と透明感を両立させる新テクスチャーのファンデーション。スポンジにとりスタンプのように塗って。キッカ フローレスグロウ ソリッドファンデーション ニュートラルベージュ01 SPF43・PA+++ ¥5,000・ケース ¥3,000
(左)キッカ ソリッドファンデーション スポンジ(2個入)¥1,000/カネボウ化粧品

撮影/John Chan スタイリスト/郡山雅代(SIGNO)

女の友情の“リトマス試験紙”とは

 いずれにしても、“女の友情”はそういうふうに「喜びを共有する」ためのもの。だから大きな意味で、相手の幸せは心から願っている。ならば美容においても、自分ばっかりキレイにならずに、相手もちゃんとキレイにしてあげようと思えるはず。そう思えるかどうか、それが女の友情の“リトマス試験紙”なのだ。
 例えば、「今日すごくキレイ、なんで?ひょっとしてファンデーション変えたりした?」そう聞かれた時、ううん、全然、としらばっくれるか、そうなのそうなの、すごいの見つけたの、と言って教えてあげられるかどうか?
 この秋、デビュー以来初めてのリニューアルを果たしたキッカのソリッドファンデーションは、ちょっと別格の仕上がりで大きな話題を集める新作。全く何もつけていないようなのに、あらゆる欠点がカバーされ、驚くほどつるんとした艶やか肌が出来上がり、きっと「今日はキレイ。一体何をしたの?」と聞かれるはず。秘密は、他にはない“オイルシール”処方にあり、揮発しない薄くて強いオイル膜が、肌と一体化しつつコンシーラー級カバー力と透明感を両方同時に叶えたのだ。あなたはそれを「このファンデのおかげ」と“親友”に教えてあげられるだろうか?

 同じくこの秋デビューのボビイ ブラウンの“小じわの消しゴム”も、スティックタイプで消しゴムのように使うだけの驚きの欠点カバー力。「こんな有難いものが出たよ」と教えてあげられるかどうか、それが友情の真偽を示すはず。
 相手に対し本物の友情を持っているのか、それを確かめるきっかけになったりするぐらい、“人に教えたくないキレイの元”、まずは自ら試したい。

(2016年11月号)
齋藤薫 Kaoru Saito
美容ジャーナリスト、エッセイスト。美容やファッションの潮流に社会的な視点を加え、美しくありたいと願うアラフォーの未来を照らす。新刊『されど“男”は愛おしい』(講談社)をはじめ、著者多数

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