
(左)キッカ ソリッドファンデーション スポンジ(2個入)¥1,000/カネボウ化粧品
撮影/John Chan スタイリスト/郡山雅代(SIGNO)
女の友情の“リトマス試験紙”とは
例えば、「今日すごくキレイ、なんで?ひょっとしてファンデーション変えたりした?」そう聞かれた時、ううん、全然、としらばっくれるか、そうなのそうなの、すごいの見つけたの、と言って教えてあげられるかどうか?
同じくこの秋デビューのボビイ ブラウンの“小じわの消しゴム”も、スティックタイプで消しゴムのように使うだけの驚きの欠点カバー力。「こんな有難いものが出たよ」と教えてあげられるかどうか、それが友情の真偽を示すはず。
相手に対し本物の友情を持っているのか、それを確かめるきっかけになったりするぐらい、“人に教えたくないキレイの元”、まずは自ら試したい。
(2016年11月号)
美容ジャーナリスト、エッセイスト。美容やファッションの潮流に社会的な視点を加え、美しくありたいと願うアラフォーの未来を照らす。新刊『されど“男”は愛おしい』(講談社)をはじめ、著者多数