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ひとり遊びが得意な会社員。韓国料理を求めて新大久保に出没しています。

My favorites:趣味 = バレエ、旅行、食べ歩き、ダイエット 好き = 猫、タイ料理、マカオ 得意 = 韓国語

身長:167cm


呼子でイカを味わい、吉野ケ里で弥生人になる ~2018佐賀・福岡の旅【上】~

♪イカ、食べ、行こう~~♪ 1泊2日で玄海灘の恵みと悠久の歴史を堪能してきました。
10数年前、食に造詣の深い友だちに
「呼子のイカは透明でキラキラしていて、人生でいちばん美味しかった」
と聞いて以来、ずーーーっと憧れていた呼子。

長年の念願をついに叶えに、母と二人で出かけてきました。
【一日目:朝→寝不足の身体にうどんが沁みる】
この日は早朝4時起き。
始発の飛行機に乗って、朝9時過ぎに福岡空港に到着。
せっかくだから、朝食に九州らしくゴボ天うどんが食べたい!
というわけで、朝から開いている『ウエスト天神店』へ。
やわやわ、もちもちのうどんに出汁がしっかり絡んで、
しみじみ、美味しい……。
  • 博多うどんウエスト

    ゴボ天の歯ごたえと、つゆを吸ってフワフワになった衣がたまらない

  • 博多うどんウエスト

    糖質オーバーと分かりつつも食べずにはいられなかった、かしわおむすび

【一日目:昼→国宝とミステリーにまみれた宗像大社へ】
呼子でイカを食べること以外、ノープランだった今回の旅。
突然「宗像大社に行きたい」と言い出した母に従い、
電車とタクシーを乗り継いで、博多から約40分で世界遺産の地へ。
宗像大社の隣にある立派な『海の道むなかた館』では、
3Dの解説映像を見て、見どころを予習することができます。
特産物のショップに加えて、きれいなお手洗いもあるので、
宗像大社の観光前後に立ち寄るのに便利です。
  • 宗像大社

    森に囲まれた宗像大社

  • 宗像大社

    静謐な空気が漂います

さらに“神宿る島”沖ノ島の出土品を収めた「神宝館」は、
8万点ある所蔵品のほとんどが国宝という、世にも貴重な宝物館。
特に、ケルト文様を彷彿とさせる、まばゆい黄金製の指輪(5世紀のもの!)は必見です。
(ちょうどサイトでお正月の巫女見習いを募集していたので、おっ!と思ったけど年齢制限があった……ちぇっ)
【一日目:昼→福岡の鎖国グルメ、揚げたて天ぷら定食】
博多に戻ってきて向かったのは、
毎年、九州場所中のお相撲さんが口を揃えて絶賛する
『天麩羅処ひらお』。

県外には展開しないというポリシーだそうで、
食べたいなら福岡まで行くしかありません。
食券制で、カウンターのみの牛丼屋さんスタイル。
コの字型のカウンターの真ん中で天ぷらを揚げていて、
ひとつひとつ揚がるたびに、アッツアツを持ってきてくれます。
  • 天ぷらのひらお

    名物・食べ放題のイカの塩辛!塩気控えめで柚子の香り高い、激ウマ塩辛でした

  • 天ぷらのひらお

    「あじわい定食」は、海老、鶏肉、白身、イカ、野菜3点の計7点で770円という、驚愕のコスパ!

ファストフード感覚だけど、味は一級だし、
店内が明るく清潔感があるので、女性のおひとりさまがたくさん。
外国の方にも喜ばれそうなお店です。
【一日目:夜→経験したことのないイカの歯ごたえと甘みに悶える】
地下鉄とJRを乗り継いで、博多から一路唐津へ(所要約1時間30分)。
唐津からタクシーに約20分間揺られて、今回の目的地である呼子にたどり着きました。
唐津
JR唐津駅にいた、どなたか存じ上げない御方
呼子は玄海灘に突き出した半島の最北端に位置しており、
壱岐と対馬を挟んですぐそこに韓国・釜山というロケーションです。
呼子でイカを味わい、吉野ケ里で弥生人になる ~2018佐賀・福岡の旅【上】~_1_8
今回泊まったのは、旅行サイトのレビューで「イカ料理がとにかく美味しい」と評判の高かった
『尾ノ上Ryokan(旧・国民宿舎呼子ロッジ)』。
尾ノ上旅館
海に面した崖の上のポニョ的ポジションに建つ「尾ノ上Ryokan」
「料理は抜群だけど、施設はかなり古びている」というレビューが多いので
どんなところかと不安でしたが、
たしかに施設は「昭和の合宿所かこれは⁈」という感じ。
でもそれよりも、接客スタッフがひなびた雰囲気におよそ似つかわしくない
シュッとしたメンズだったことが、あたしゃ印象的だったよ。
さて、こちらの旅館で、この旅のメインであるイカのディナーをいただきます!
呼子のイカ
こちらが、10数年間憧れ続けた呼子のイカの活け造り!

今の時期はアオリイカなので、少し乳白色がかかっています。
(夏に獲れる剣先イカはもっと透明でキラッキラらしい)

一切れ口に含むと、新鮮なだけあって角がしっかり立っていますが
歯ごたえはあくまでもむっちり。
そして、さわやかな甘みが口中に広がります。

こ……これは美味しい……。

イカ独特の匂いはほとんど感じません。
とにかく、上品な甘みがスッと出現してスッと消えていく……。
いくらでも食べられます。
本体は、天ぷらと塩焼きが選べますが、
昼も天ぷらだったので、塩焼きにしました。
呼子のイカ
こちらも、いつも食べている焼きイカとはまったく歯ごたえが違って
なんといいますか……噛むたびに「ブキッブキッ」と響きます。
焼いたことによるイカの香ばしさと旨みがエンドレスで、こちらもいくらでも食べたい……。
しかもほんのわずかの塩が、イカの甘みをさらに引き立てていて
「これがちょうどいい塩梅ってやつか!」と感激。
そのほかのお料理(特に写真に撮り忘れたうえに名前も忘れた魚の煮つけ)も大変美味しく、
さすが料理に定評のあるお宿、と大満足でした。
  • 呼子でイカを味わい、吉野ケ里で弥生人になる ~2018佐賀・福岡の旅【上】~_1_12-1

    ちょこちょこつまめるのが旅館のお料理のいいところ。

  • 呼子でイカを味わい、吉野ケ里で弥生人になる ~2018佐賀・福岡の旅【上】~_1_12-2

    売店でikades発見。

(長くなってしまったので、つづきは後編で)

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