「アラフォー世代は、意外にも自分が冷えていることに気づいていないかたも多いんです。ストレスも多く、年齢的にホルモンバランスも乱れやすくなり、内分泌系や免疫などの機能低下が起こる、まさに“腎虚”の状態です」
だから今が始めどき、と高橋さん。
「漢方薬の敷居も低くなり、より手軽に始めやすくなっています。ただ市販薬で冷えが改善しないなら、漢方医による症状に合った処方が必要です。でもまずは……ドライヤーでおしりの上の仙骨を温める、ツボに温熱タイプのお灸シールを貼ってみる。こんな手軽なところから始めるのもおすすめです」
漢方指南の未病予防カウンセラー。街の漢方薬局にて、一人ひとりの体調不良に優しく向き合う。現在育児中のため、店舗には火曜日のみ勤務。
あなたの冷えタイプは?
■ストレス冷え
□興奮しやすい
□イライラする
□落ち込みやすい
□不眠、不安がある
★腎虚冷え
□下腹部に力がない
□腰まわりが冷える
□腰痛がある
□夜間にトイレで起きる
★貧血冷え
□顔色が悪い、貧血ぎみ
□皮膚がカサつく
□やせぎみ
□胃腸が弱い
★虚血冷え
□肩コリがある
□肌荒れしやすい
□便秘ぎみ
□舌裏の静脈が青黒い