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”冷え”の季節に知っておきたい。外からの温め法、これが正解!

温めに適したところとそうではないところがあるって知っていた?正しい温めで冷え老けを防止!

■効率のいい温めテクで “腎”を守りぬく

 足先が冷えるから靴下を履く。これはごく一般的な防寒の作法。けれど!
「実際は、単に冷えているところを温めても、冷えは解消されにくいもの。それよりは、首の後ろや足首などの“首”ポイントや、体の中心部のおなかや腰まわりを集中的に温めて。これらの部位は、皮膚が薄いため血流に温めた熱が届きやすかったり、冬特有の寒の邪気や冷えを防ぐツボが点在していたりするので、効果もスピーディかつダイレクトです」(南雲先生)
 注意点は、汗をこもらせないこと。「冷えた汗がまた体温を奪うんです」 知識は武器。大人は賢く冷え対策。
☆目黒西口クリニック・南雲久美子院長
女性ならではのあらゆる不定愁訴に詳しい名医。心と体に優しいと人気のクリニックは今年で開業21年目に突入。

■温め適切? 不適切?

大人Memo●
温め術でマリソル世代が注意すべきは、冷えのぼせ=冷えが重症化した状態。血行不良が続くと、体は手先・足先の保温より頭部を優先的に温めて脳を守るようになる。すると末端の冷えとのぼせが同時に起こることに。このケースでは×マークの部位を冷やしたいのは、かなりの重症。
”冷え”の季節に知っておきたい。外からの温め法、これが正解!_1_2

× 顔

アラフォー女性は、首から上に汗をかきがち。温めの必要性、必然性ともにナシ

○ 首まわり

深刻な冷えは肌代謝にも悪影響。乾燥、くすみ、クマ、ニキビ。何が出ても不思議はない。

○ おなかまわり

腹部には全身の気が集まるツボ、丹田もある。温め、守ってこそ気力も保たれる

× 手のひら

手のひらは本来汗腺が多く、手汗をかきやすい。よって直接温めるべきではない

○ 手首

首まわり同様、手首周辺は多くの血管が集まる場所。冷気にさらさず熱を保って

○ 足首

このエリアも、冷えを防ぐツボが点在するスポット。スパッツ派は露出に注意!

× 足先

人は足の裏に緊張性の汗をかく。靴の中でムレを放置すれば冷えやニオイのもと!

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