ヘア&メイクアップアーティスト 広瀬あつこさん
「初めまして」メイク=信頼感と親しみやすさを兼ね備えた顔のこと!
パーツ別「初めましてメイク」の作り方
<肌>親しみやすさ
パサつきは「怖そう」のもと。保湿した後、ファンデーションの前にオイルでツヤ仕込み
肌のパサつきは「ゆうべ寝てないのかな?」など、よけいな心配のもとに。ツヤ肌づくりで大事なのは事前のスキンケア。ファンデーション前にオイルをプラスし、アラフォーが不足しがちな油分を補って、ツヤ仕込みを!
オイルは、手のひら全体にのばしてから肌を包み込むようになじませる。化粧水をたっぷりつけておくと、オイルがベタつかず、その後の下地やファンデーションをじゃましない。カットソー¥12,000/フローレント
化粧水で保湿しつつ不要なテカリは排除
過剰な皮脂分泌を抑え、その後つけるオイルのツヤを極上なものへと導く化粧水。ONE BY KOSÉ バランシング チューナー(医薬部外品)120㎖¥4,500(編集部調べ)/コーセー
オイルで、手入れが行き届いた吸いつき肌に
インナードライな肌にツヤを注入。瞬時にもち肌に変える2 層オイル美容液。ベタつかず、すぐにメイクできる。米肌 肌潤トリートメントオイル 25㎖¥4,300/コーセープロビジョン
<眉>信頼感
流行の下がり眉は頼りなさげ。角度7度の上昇眉で信頼を勝ち取る!
流行中の下がり眉は、ビジネスシーンでは不向き。ほんの少しだけ上がりぎみのほうが、頼りになる顔に。ただし上げすぎるとキツい印象になるので要注意。「初めまして」にジャストな傾斜は、適度にキリリとした印象を与える角度「7 度」!
眉頭の底辺と眉じりが水平になるよう、分度器の中心を黒目の内側の端の真上に置く。そこから、白目の終わりの真上までの角度「7 度」を測り、ゆるやかな上昇ラインをチェック
眉ペンシルで、底辺が「7 度」になるよう、直線的に描く。それと平行になるよう眉の上辺も整えて。白目の終わりの真上(眉山)から眉じりにかけては、なだらかなカーブで下降させる
底辺の「7度」や毛のないところにはスリムペンシルを
毛のないところに、まるで生えているように描ける極細芯。信頼度を上げるグレー。アイブロウ スリム GY15(カートリッジ)¥1,800・(ホルダー)¥2,000/エレガンス コスメティックス
毛のあるところはアイブロウパウダーで描く
毛が生えているところの色調整に。優しい印象をつくるナチュラルブラウン。マキアージュ アイブロースタイリング 3D50(レフィル)¥1,800・(ケース)¥700(ともに編集部調べ)/資生堂