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国際中医薬膳師。”ワタシをいたわる薬膳ごはん”をご紹介。

職業:薬膳教室主宰/専門学校薬膳科講師
My favorites:最近は腹筋ローラーでの筋トレに夢中です。古代から伝わる”美レシピ”を研究しています。

Marisolブログを通して美女組の皆さん、読者の皆さんとファッション、フード、美容など楽しく情報交換していきたいです。

身長:159cm

☆鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し☆梅雨の”湿取り”薬膳

体の余分な水分(湿)を外に出せば【脾】が上手くはたらき、疲れ、たるみ、むくみが緩和されます。
今回のテーマは『脾』
脾は食べた物から栄養を作り、全身のすみずみにまでそれを届けるのが主な仕事です。

梅雨時季、湿気がとても苦手な脾は調子を崩しやすくなります。身体に余分な湿気が溜まるとそれを含んで脾は重くなります。重さで働きが鈍くなり、栄養を全身に運びづらくなってしまうのです。栄養が身体に行き渡らないと、むくみ(特に下半身)や手足のだるさを感じたり、疲れがなかなか抜けなかったり…また、皮膚、皮膚の下の真皮にも栄養が届かず”たるみ”の原因にも。
”鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し”
体の余計な水分を外に出して脾を元気に働かせ、栄養を全身すみずみまで行き渡らせましょう。
【材料】鯛6切/レンズ豆大さじ1~2/玉ねぎ(中)2玉/サワークリーム大さじ1.5/レモン輪切り6枚/
白ワイン150㏄/オリーブ油大さじ2/タイム適量/塩、コショウ適量/黒オリーブお好みで
  • ☆鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し☆梅雨の”湿取り”薬膳_1_1-1

    鯛に塩こしょう。両面に小麦粉を振る。

  • ☆鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し☆梅雨の”湿取り”薬膳_1_1-2

    オリーブ油でソテーして取り出す。後で蒸すので触ってぷにょっとする位のレア焼きでOK

  • ☆鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し☆梅雨の”湿取り”薬膳_1_1-3

    フライパンはそのまま。続けて玉ねぎスライスをソテー。

  • ☆鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し☆梅雨の”湿取り”薬膳_1_2-1

    玉ねぎ、レンズ豆を敷いた上に鯛、レモン輪切りを並べてタイムを乗せる。

  • ☆鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し☆梅雨の”湿取り”薬膳_1_2-2

    ワイン、塩、コショウを加え、蓋をして約15分弱火で煮込む。

  • ☆鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し☆梅雨の”湿取り”薬膳_1_2-3

    黒オリーブ、サワークリームを加えてフライパンをゆすりながら更に5分煮込む。 ※水分が少ない場合白ワインを大さじ1程加えましょ♪

☆今回使用した食材の働き☆
鯛⇒脾の働きを健やかに調える。体の余分な水分を排出。
レンズ豆⇒体の余分な水分を排出。※他の豆類と比べ水に浸す時間”0”の楽チン食材
玉ねぎ、サワークリーム⇒胃を調えて食欲増進
白ワイン⇒ストレス緩和(?ご説明は下記に…)
※上記の食材の他、脾に元気を与える枝豆や大豆を加えても◎!
☆鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し☆梅雨の”湿取り”薬膳_1_3
梅雨の薬膳 ”鯛とレンズ豆の白ワイン蒸し”の出来上がり。弱火でゆっくりと蒸した鯛は身がふっくら。レモン、サワークリームの酸味が爽やか。玉ねぎの甘みも合わさりgood!!!
この時期は脾の活動を鈍くする冷たい物、生もの、刺激物などを控えるのが薬膳養生の知恵。
脾と深く関連する感情は『思』(心配、ストレス)。悪天候によるストレス蓄積も脾の働きを鈍らせます。今回使用した白ワインは”解鬱”という働きで、ストレスや情緒不安の緩和にとても良いんですよ。
先日、アジサイが綺麗に咲いている道を発見!雨の中の通勤、憂鬱な日でもアジサイを眺められるプチ楽しみができました。皆さんのプチ楽しみ、あったら是非教えてほしいです!!  natsuko

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