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サクッとふんわり青さが香る夏野菜のフリット【平野由希子のおつまみレシピ #59】

7月は夏の泡に合うおつまみレシピを3回に分けてご紹介。2回目はズッキーニのフリット
【今月のお酒】夏の泡
発泡ワイン

(右)ザーゴ プロセッコ オン・ザ・リース フリッツァンテ

(左)グランジュ・ティフェーヌ ヌーヴォー・ネ モンルイ ペティアン

(右)オン・ザ・リースとは澱(おり)を引かないという意味。800年代後半の伝統的な製法で、イタリア・フリウリの天然水と土着の自然酵母を使い、瓶内2 次発酵させたプロセッコ。フルーティで繊細、丸みのある味わい、酵母のかすかな香 り。750㎖¥2,600(希望小売価格)/ノンナ&シディショップ  

(左)フランス・ロワールの自然派ペティアン。5 代目の造り手が古い樹齢の木がある先祖代々の地で、より自然な方法でのワイン造りにこだわった。品種はシュナン・ブラン。レモンやハーブ、石灰のアロマ、奥に蜜っぽさも。厚みがあり、長い余韻。750㎖¥4,200(希望小売価格)/BMO

「揚げ物は泡のワインによく合うので、夏野菜を代表するズッキーニをフリットに。ズッキーニは柔らかい野菜なので、衣はカリッと軽いほうが似合います。そのため、パン粉を細かくするのがポイント。このひと手間が、食感のよさにつながります。香りのいいタイム、セージも揚げて、一緒にいただくと爽やかな風味に。泡のワインの酸で、揚げ物もさっぱりと味わえます」

【レシピ】ズッキーニのフリット
スパークリングワインに合うおつまみ_2

【材料[材料・2人分]
ズッキーニ 1本

A

卵 1個
塩 小さじ1

薄力粉・パン粉 各適量
タイム・セージ・揚げ油 各適量
粗塩(フルール・ド・セルなど) 少々


【作り方】
ズッキーニは1㎝幅の輪切りにする。Aの卵は溶きほぐし、塩を混ぜる。パン粉はざるなどでこして細かくするか、フードプロセッサーにかける。

2 ズッキーニに薄力粉、A、パン粉の順に衣をつける。

3 タイムとセージは160℃の油に入れて2〜3分揚げ、取り出す。油の温度を170℃にし、②を入れてからりと揚げる。器に盛り合わせ、粗塩をふる。

【Point】

スパークリングワインにあうおつまみレシピ2_ポイント

パン粉はざるなどを通して細かくするか、ミキサーにかける。細かくすると衣が薄くなり、軽い仕上がりになって野菜とよく合う。


次回は7月27日(土)19時半更新予定。お楽しみに。
  • 平野由希子
  • 料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ、フランス農事功労章シュヴァリエを叙勲。ワインバー「8 huit.」オーナー。フレンチをベースにしたおしゃれな料理とワインのペアリングを学ぶ、少人数制の料理教室「cuisine et vin」を主宰。詳細はホームページで。(https://www.yukikohirano.com/) 近著に「ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖」(KADOKAWA)。
撮影/邑口京一郎 スタイリスト/駒井京子 取材・文/海出正子 

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