この半年で、アラフォーのヘアトレンドはガラリと一転。巻きすぎないゆれ感、ストレートニュアンスへと、大きな変化を遂げている。秋服に似合い、洗練される、今一番のトレンドヘアを徹底分析!
今秋は、ストレートニュアンスとゆれニュアンスに注目
■スペシャル対策&分析
☆スタイリスト池田メグミさん
大人のトレンドを押さえたコーディネートで、マリソルなど女性誌で大活躍
☆美容師・ヘアアーティストmasatoさん
中目黒と自由が丘のヘアサロン『marr』を主宰。雑誌や広告でも活躍している
☆美容師CHIEさん
代官山のヘアサロン『PearL』を主宰。髪悩みを解決するヘアデザインで人気
☆ファッションエディター磯部安伽さん
おしゃれな誌面にファン多数。自身の私服にも注目が集まるファッションのプロ
☆美容ライター松井美千代さん
マリソルのほか、幅広い世代・性別の雑誌でヘア企画を数多く担当している
■今、アラフォーは髪型の替え時!やりすぎないニュアンスヘアへ
松井 マリソルを見て、今年、大人のヘアのトレンドが変わっていると痛感。
磯部 そうなんです! 私も撮影で、ヘアスタイルを「やりすぎないで」とよくオーダーするの。
池田 ここ1年くらいですかね。ゆるいヘアスタイルが多くなったのは。
CHIE それはヘアサロンでも感じます。大人の髪型が、コテで作る時代から、ハンドブローで作る時代に。
masato 毛先を切りっぱなし風のスタイルが流は行やったしね。
松井 2019年2月号のヘアBOOKでも佐田(真由美)さんは、代表的な切りっぱなし風ボブでした。
masato ウェット髪がトレンドになったのも大きい。巻きすぎるより、自然な毛流れのほうが相性がいいから。
磯部 ですね。ファッション撮影でもウェットな質感のヘアが増えています。
池田 昨年からボリュームのある服がトレンドだけど、髪がタイトだったりウェットだったり、ちょっとクールな印象なほうが合うんです。巻いても"ゆれニュアンス”くらいがちょうどいい。
磯部 そうそう、髪はファッションの一部。古い髪型だと、服、時代、空気感と、なんかちぐはぐになりやすい。
CHIE そういったトレンドヘアって、前髪が長めだったり、ニュアンスの毛束を顔まわりに残したり「じゃまな毛」があるんです(笑)。大人の女性は、そのじゃまな毛を嫌がることがあるので、今はちょっと我慢してほしい(笑)。
masato ストレートニュアンスなんて、ツヤを出しやすいから、むしろ大人向きだと思うなぁ。
松井 確かに。大人は"地味恐怖症”があって、つい髪を巻きすぎる傾向が。
磯部 そうね、今年は"やりすぎない髪”を意識するといいのかも!
■ストレートニュアンス
一見、ストレート。でもさりげない動き!
トップは空気感のある丸みをもたせ、毛先は内に、外にランダムに動かして。
【Point】
毛先は外巻きや内巻きをMIXしたラフな動き。トップはふわりと空気感をはらみ、ストレートな毛流れで洗練された印象に!
■ゆれニュアンス
もはや動きは「カール」ではなく「ゆれ」。トレンドのゆれ髪はカールがほどけたようなゆるさが必須! 女っぷりの高さを確保しつつゆとりを感じさせる肩の力が抜けたスタイル
巻いてあるようで、巻いてない。ルーズな動きで魅せる
ゆれ始めは耳下からスタートし、毛先のゆれ感はほどけたような質感で。
【Point】
毛先のカールは内に入りすぎない。耳の高さでゆれ始め、毛先に向かって、だんだんと動きがダレたようにゆるくなっていく。
▷美女組さんもヘアチェンジ!
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秋のヘアスタイルはふんわりボブに♪
襟足がそろい、念願のボブスタイルに到達しました。
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楽ちんボブがやめられない~♪
お手入れも楽なボブヘアスタイルは しばらく続きそうです・・・
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バッサリ切りました!
ショートにしました(^-^)
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秋ヘア。ロングで"ゆれニュアンス"派です♩
いつもの美容室へ。驚きのお言葉をいただきました(嬉)
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ショートヘアスタイルも季節に合わせて!
この秋は、パーマ感たっぷりで楽しみます♪
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秋のヘアスタイルは誠実かつフェミニンに。
少しだけ遊び心をプラスしてヘアチェンジ。
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落ち着きトーンのヘアカラーで秋支度。
髪も秋色へシフトさせて、季節を満喫。
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カットカラーで秋ニュアンスヘア&合わせてシルバーシャンプーも
毛量が多い人あるあるかもですが、美容院の帰り道は頭がすごく軽くなる…量もしっかり減らして、アッシュベージュで秋仕様になりました。