※PT=プラチナ、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、SIL=シルバー、WG=ホワイトゴールド、RG=ローズゴールドを表します
☆教えてくれたのは・・・
伊藤美佐季
ジュエリーディレクター、スタイリスト。フィレンツェに遊学、帰国後スタイリストに。つける人の個性を生かしたスタイリングは、女性誌のほか、多くの女優からも支持が厚い。ジュエ リーに関する講演などでも活躍。著書に『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』(ダイヤモンド社)
■「ネクストベーシック」アイテム、6つの選択
01:メンズライクなリング
ボリューミーなカレッジリングは、ユニセックスな香りのするデザイン。
「メンズライクなリングは、ハードでむずかしいと思いがち。素材がマットだったり、ダイヤ入りを選んだりと、ディテールにひと工夫があるものを選ぶのがコツ。上手につければ、意外性が楽しめて、ワンランク上のおしゃれになります」。
02:ファンシーカットのダイヤモンド
ダイヤというと、ラウンドブリリアントをイメージする人が大半だが、伊藤さんが推すのはファンシーカット。
「ラウンドブリリアントのダイレクトな輝きよりも、ファンシーカットならではのニュアンスのある光のほうが、モダンに見えます。ファンシーカットのリングは、ほかのリングとレイヤードしてもなじむのでおすすめです」。
03:地金のステディバングル
伊藤さん自身も毎日つけているのが、ゴールドのバングル。
「バングルは上級アイテムと思われやすいのですが、実は華奢なブレスよりうんとつけやすい。手首にフィットする楕円タイプを選んで。手もとに光がくることでしゃれ感が出て、重ねづけにも有効。肌色になじみ、ジュエリーのまろやかな光をまとう感覚が味わえるYGかPGがおすすめ」。
04:チェーンネックレス
ネックレスというと、トップのデザインに目が行きがちだが、こだわるべきはチェーンそのもの。
「メッシュになっていたり、目の粗いものだったりと、チェーンのデザインを変えてレイヤードすると、奥行きが増します。丈も、自分の首の長さに合わせて、吟味することが大事です」。
05:3本セットのリング
3連の輪を縦に重ねても横に並べても楽しめる新発想リング。
「ベースリングにもなるし、ダブルリングとしても楽しめるスグレもの。地金の色がミックスされていたり、ダイヤが入っていたりと、バリエーションがありますが、ほかのジュエリーとコーディネートする前提で好きなタイプを選んで」。
06:似合う形のパール
パールというと白のあこや真珠をイメージしがちだけれど、実は色、大きさ、サイズとバリエーション豊かにそろうもの。
「パールの一粒ピアスは、髪の色や顔の大きさに合わせて選んで。左右違う色も可愛いですよ」。
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