また共産時代にソビエト経由で伝わったモンゴルでは「グリヤシ」という料理名で親しまれ、
さらに一説によると日本のハヤシライスにも影響を与えたかもしれないという、
これ一品で本が一冊が書けそうなほど、壮大なストーリーを持つ料理です。
①「トロンビタス・ソロゾ」の庶民風グヤーシュ
(ハンガリー語の発音がイマイチ分からないので、間違っていたら指摘してください!)
半分澄んだスープを一口含むと、牛肉と野菜の優しい出汁がじんわり広がって、こりゃあ美味しい!
この日は終日雨でかなり寒かったのですが、一気に温まります。
パプリカも主張しすぎず、あくまでさりげなくスパイシーな香りを添える感じ。
西洋のスープというよりも、日本の汁もの(肉吸いとか味噌汁とか)に近い印象を受けました。
旅仲間のベテラン旅行ライターSさんは、ここのグヤーシュがNo.1だったそう!
②「チャルノック・ヴェンデグロー」の濃厚すぎるフィッシュグラーシュ
魚出汁が濃厚で超おいしーーーーーーい!!!
ハラースレーとの出会いが衝撃で、記憶にありませんテヘペロ。
③「ムーゼウム・カーヴェーハーズ」の真紅のグヤーシュ
メインとしてがっつり食べるのではなく、あくまでもご馳走を食べるにあたって胃を慣らすための前菜ですよ、といった控えめさ。
澄まし汁のようでパンチには欠けるけれど、あっさりと食べやすい味でした。
でもお店によって味が全然違うことがよくわかったので、今度はグヤーシュを食べまくるためだけにハンガリー各地を旅したい!
そしていつかはグヤーシュの伝播を辿る旅にも出るのだ!えいえいおー