アラフォーからの元気の差は、若さに直結
若い頃は、「彼女はホントに元気印!」と、みんなで半分からかいもしたけれど、年齢を重ねてくると、なんだか生命力の差を見せつけられた気がして、ついていけないタイプの人は思いっきり気後れして、ちょっと落ち込む。アラフォーからの元気の差は、やっぱり若さに直結するからである。
彼女は一体何を食べ、何を飲んで、どんな運動しているの? きっと何かあるに違いないと、私たちはついつい美容及び健康上の特別なプログラムを思い浮かべるが、ひょっとしたらこんなケースも少なくないはず。彼女は要するに、好奇心が強いだけ、という……。
朝の散歩もホテルの周りに何があるのか、という好奇心。オプショナルツアーも、行っておかないと後悔する、という好奇心。買い物もエステも、別の土地でどんな体験ができるのかしらという好奇心。行動の全てが好奇心で説明できてしまう。逆にどこへ行っても動きが鈍い人は、要するに多くのことに関心を持てない人なのだろう。どちらが良い悪いではない。それは価値観の差に他ならないから。けれども同じ24時間の使い方には好奇心の差が思い切り現れるのだ。少なくとも旅行先のような非日常では、元気の差もそこからくると見ていいのである。