ハリ弾力のある肌を自分の手で触れると、脳で新たな好奇心が生まれる
(中)"好奇心"の高まりと肌との関係に着目した脳科学発想の次世代スキンケア名品。B.A グランラグゼⅢ(美容液・乳液)[医薬部外品] 50g¥72,000/ポーラ (右)鮮やかな発色の"01 トワイライトスカイ"は、今まで知らなかった自分に出会えそうな新鮮なカラーリング。ルナソル アイカラーレーション 01¥6,200/カネボウ化粧品
これを解明したのは、このところエイジングにかかわる重大な発見を次々果たしているポーラ。今度もまた凄い発見で、好奇心を感じると肌にハリ弾力が生まれ、逆にそのハリ弾力に自分の手で触れると、今度は脳で新たな好奇心が生まれるという、驚きのスパイラルが起きることを突き止めたのだ。私たちにとって、こんなに都合のいい良循環ってありうるのかと思うほど。だからとにかく、好奇心の強い人ほど若く輝いていたこと、何だか歳をとらないことが、いよいよ揺るがぬ事実として見えてきたのだ。
その素晴らしい良循環を裏付けるのが、ポーラのグランラグゼⅢ。超高級美容液ながら、好奇心と美の関係そのものの次元を高めてくれるとすれば、少しも高くないと思う。
一方、新しくオーガニック認証を受けたTHREEのSQ オイルは、上質な眠りのリズムを作ってくれ、エネルギーをチャージしてくれる主役級のオイル。精油の力で脳にも働きかけ、幸福感をもたらす不思議な作用もあるという意味では、古くて新しいハッピーオイルと言えるだろう。基本的に幸福感がないと、好奇心は生まれないとも言われるだけに、今後このオイルも未来系エイジングケアの決め手となるかもしれない。
もう一品、最近もルナソルによく見られる艶やか4色や多色揃えのカラーパレットは、パレットなればこそ、自分が使ったことのない色と生まれて初めての出合いもありうる訳で、自分の知らない顔を知りたいという、自分自身への好奇心を掻き立てるものと言ってもいい。そもそも人は、自分への好奇心がなければ美容に熱心になることもなく、キレイにもなれないはずで、そういう意味でも好奇心こそ、キレイの鍵。若さの鍵。知らないことがあるのはイヤ、そういう生き方がしたいものである。
美容ジャーナリスト、エッセイスト。美容やファッションの潮流に社会的な視点を
加え、美しくありたいと願うアラフォーの未来を照らす。『キレイはむしろ増えて
いく。大人の女よ! もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)など著書多数