エディター 三尋木奈保
自分の個性を見極めて、ボリュームボトムをメインに構築
ファッションの流れとして、3年前と比べて一番変わったのはボトム、なかでもスカートの丈の長さではないでしょうか。この変化が、脱コンサバを目ざす今の私にぴったりで。切れ味のいい今どき感が加わるし、地味になりがちなベーシック派にはドラマティックな着映え効果もうれしい。さらに、メンズライクなコートや、ネイビーや黒の引き締め色を意識的にプラスして、より辛口なおしゃれを目ざしました。
上品さとシャープさの今どきバランス
変わらず好きなベースアイテム5
ユニセックスのキャメルコート
「デザインはメンズライクでカッコいいけど、なめらかな質感で、体を入れるとちゃんと女らしい」上質なキャメル100%。共布ベルトつきコート¥140,000/ヴェルメイユ パー イエナ 日本橋店(エイトン)
ダークネイビーのざっくりニット
ロングスカートと好相性の短め丈。「黒に近いネイビー。このシャープさが今年の私には必要です」
三尋木さんとレリタージュ マルティニークのコラボ商品。ニット¥27,000/レリタージュ マルティニーク(レリタージュ マルティニーク×三尋木奈保)
モカブラウンのボウタイブラウス
磯部さんにとってのチャレンジが三尋木さんにとってはベース。「顔まわりのツヤ感は、やはり効果絶大です」背中のスリットで後ろ姿もきれい。ブラウス¥21,000/ウィム ガゼット青山店(ウィム ガゼット)
オフホワイトのタートルニット
「ほどよくゆるっとした身幅、首もとのゆとりが絶妙! タートルニットは特に体がきれいに見えるものを」温かみのあるたまごベージュ。ニット¥25,000/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 六本木店(ドゥーズィエム クラス)
白パテントのスクエアバッグ
「白バッグ大好き。夏はこなれ感のあるバケツ型でしたが、冬は着こなしにキレを加えるパテントの角型を」バッグ¥345,000/エイチ アイ ティー(ロウナー ロンドン)