これをやれば必ずアガる」というマニュアルを体得して、今すぐ"サガり"と戦うべし!
ふと気づくと顔が重力に負けて、もっさり。元のすっきり顔に戻すのはもう無理なの? なんてピンチに"アゲる"マイスター、ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさん参上。ケアからメイクまで簡単にできる技で、あなたの顔も心もレスキューします!
☆教えてくれたのは・・・
ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロ
☆アラフォーのアガらない現実②
<よく"年齢に応じた美しさ"と言いますが、いったいどうすれば出てくるの?>
★answer
生きてきた蓄積も老化も受け入れることで、年齢なりの美がにじみ出る
アラフォーということは、その年齢まで生きた蓄積があるということ。まずその蓄積を自信をもって受け入れる。そして老いも受け入れる。例えば眉間に出るネガティブなシワはともかく、笑いジワなどのポジティブなシワは「出た、ラッキー」という意識でとらえるんです。こういうふうに思うと、年齢なりの美しさが少しずつ出てくるはず。
▼Lesson1はこちら
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アラフォーからは、“いつでも上向き”がお約束。まずは朝晩のスキンケアで、肌の底力を“アゲ”る
まず心を“アゲ”ないと、決して顔は“アガ”らない。それがアラフォーの定め。なんだか“アガらない”アラフォーをヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロさんがレスキュー!
■Lesson 2 メイク前マッサージで、めぐり力を〝アゲる〞
肌が疲れやすいアラフォーは「いかに顔に触れずにアゲるか」がカギ。下手にいじると、摩擦が生じ、かえってくすみなどを引き起こすから注意!
【ココがキモ!】
★アラフォーからのマッサージは顔の肌には触れない
★デコルテや首すじのリンパを流して、むくみをなくす
★頭皮もきちんとほぐし、自らアガる顔に
☆攻めるべきポイントはここ!
老廃物が流れ込む鎖骨付近のつまりをなくすのは必須。めぐりに関係する首すじや耳まわり、また顔と筋肉がつながっている頭皮はアゲの重要スポットと心得て。
1.圧のかけ方はすべて"痛気持ちいい"が目安(プロセス2以外)。鎖骨下に親指を当てて押す(10秒)。
2.鎖骨ポケット(鎖骨上のくぼみ)に人さし指と中指を入れ、グリッとえぐる(5回)。この部分だけは痛いと感じるくらい力を入れてもOK。
3.親指と人さし指で首すじをはさみ、耳の下から首のつけ根までもみほぐす(3回)
4.人さし指と中指で耳たぶをはさみ、クリクリと押しもみ(上から下方向に移動しながら3カ所)。
5.耳をつかみ、軽く引っぱりつつ前から後ろに回す(5回)。ここまでくると顔がかなりリフトアップしているはず。
6.側頭筋を刺激する。手でグーをつくり、第二関節を当て、ジグザグと動かす(こめかみから耳の上まで移動しながら3カ所× 3回)。
7.頭皮に指を沿わせるように置き、揺らしつつ押す(生えぎわから頭頂部まで移動しながら3カ所)。