①シミ取り美容医療のためのシミの基本の「キ」
悩める姫にアンサーをくれるのは・・・
銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生
アラフォーはシミ治療を始めるべき適齢期!
「アラフォー女性の肌を見ていると、かなりの割合で”いわゆるシミ”と肝斑や老人性イボなど、多種のシミが混在しています。シミのレーザー治療はそんなアラフォーのシミを薄くできるだけでなく、肌の質を高めるうれしい施術。
ただし美容医療ビギナーに重視してほしいのは、ていねいなカウンセリングと医師の専門性です。シミの種類を見極め、肌に合うレーザーを選べる医師との出会いが、シミの治療にはなによりも大切です」(慶田先生)
②シミ取り初心者のためのQ&A
より細かく、よりていねいに。人気クリニックの医師がシミ取りについての質問に親身にお答えします!
Q.思いたったらいつ行ってもいい?
A.もちろんOK!気になったらすぐ治療を
「365日、シミが気になり始めたら、いつでもクリニックへ来てください。一刻も早く治療を始めたほうが、早く美肌へ近づけます。"冬になってから"など先送りにする間にも、シミは濃く大きくなっていくものです」(アオハルクリニック・小柳衣吏子先生)
Q.何を重視して病院を選べばいいの?
A.医師の経験値とていねいなカウンセリング
「費用、ダウンタイム、いつまでに結果を出したいのか、シミ以外の悩みも同時に改善させたいのか、まずはカウンセリングを! 専門知識と治療経験が豊富な医師のほうが、大人が抱えるさまざまなシミ悩みに対応しやすいと思います」(銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生)
Q.ある程度育ってから取ったほうが効果的?
A.薄いシミのほうが効果が出やすく、短期間で治療を完了できます!
「摩擦による色素沈着のシミは真皮層まで到達してしまっていることが多々。つまりレーザー治療にも時間がかかります。育ってから取るなんてナンセンス。薄いうちにシミは取ったほうが、キレイになりやすいと言えるでしょう」(クロスクリニック銀座・石川浩一先生)
Q.旅行の予定があるのですが…
A.紫外線が強い地域への旅行はおすすめしません
「レーザー治療後の肌は、デリケートで炎症が起きやすく、紫外線にも弱い状態に。南国リゾートへの旅行は、治療後3~6カ月はおすすめしません。逆に旅行から戻って、日焼けが治まっていたら、レーザー治療は受けられます」(ウォブクリニック中目黒・髙瀬聡子先生)
Q.取ってもすぐ出てくるの?
A.肌質によっては、シミが再発する可能性はあります
「シミがあった部分は、肌がメラニンがたくさんあったことを記憶して再び作られやすい状態になっています。そして体質によっては、レーザー治療でメラニン産生を刺激してしまう可能性があります。これらの理由で、シミが再発すると考えられます」(青山ヒフ科クリニック・亀山孝一郎先生)
Q.痛いって本当?
A.一瞬のはじかれる痛みはあります
「まったく痛みがないわけではありませんが、レーザーを打つ時にパチッとゴムではじかれたような一瞬の刺激があります。シミ取りの場合はごく短時間なので、耐えがたいほどの痛みでないことのほうが多いですね」(松倉クリニック代官山・貴子先生)
Q.仕事にすぐに行けますか?
A.ダウンタイムの少ない治療が増えている!
「レーザー治療もフォトフェイシャルも、最近は肌ダメージが軽くダウンタイムの少ない施術が増えています。照射後すぐにメイクができる、保護テープが必要ないなど、見た目に影響を与えずにシミ治療を行えるので、予定がある日でも受けやすくなっています」(タカミクリニック・山屋雅美先生)
Q.増えてからまとめて取ったほうがお得?
A.レーザーを打つ数が増えれば単純にお値段もアップする
「ピンポイントでシミを取る施術は、照射数が多いほど価格は上がります。私は肌印象を上げるために取るべきシミには個人差があると思っています。メイクで隠れるシミは残すけれど、目立つ大きなシミは取るなど、医師にぜひ相談してください」(クリニックF・藤本幸弘先生)
③老け印象を助長する肝斑をどうにかしたい!
→「肝斑レーザートーニング」で、広範囲のもやもやにアプローチ
肝斑とシミに悩む高松さん。「3カ月から半年を見て、じっくり治しましょう」という髙瀬聡子先生の診察をもとに治療を開始。肝斑を刺激しないトーニングという照射法で顔全体にレーザーを打ち、美白剤を電気で導入。トラネキサム酸の内服薬も併用。「15年以上居座っていたシミが薄くなり、肌全体の調子も◎!」
ウォブクリニック中目黒
肝斑レーザートーニング(トーニング+トラネキサム酸導入)¥27,000(1回)
住所:東京都目黒区中目黒1の10の23シティホームズ中目黒アネックス2F
Tel:0120-411-281(初診用)
④シミとニキビあとを同時にしっかり治療したい!
→シミもニキビあともくすみも、いろいろ消せる「ライムライト」
元ニキビ肌で、シミとニキビあとが混在している太田さん。「実はシミとそばかすや肝斑も混在しているので幅広く効くライムライトを。2種のヘッドで全体と部分照射に分けて打ちましょう」と貴子先生。自宅用の美白剤も処方。「鼻の部分のそばかすがかなり薄く! 大きなシミも輪郭が薄く!」
松倉クリニック代官山
ライムライト¥30,000、外用剤(ハイドロキノン¥4,800、レチノール¥13,500)
住所:東京都渋谷区猿楽町16の15 T-SITE GARDEN5号棟2F
Tel:3-3770-7900
⑤肌荒れしている時でも可能なシミ治療は?
→「ホワイトメソセラピー」という注射治療で部分的なシミ消しを
青山ヒフ科クリニック
ホワイトメソセラピー 0.1㎖¥1,400 ※今回の体験では0.2㎖× 6カ所で¥16,800
住所:東京都港区北青山3の12の9花茂ビル3F
Tel:03-3499-1214
⑥シミ対策のエキスパート・トランシーノのおすすめはこれ!
▼教えてくれたのはこの人
WEB美容エディター 原田千裕
2007年に日本で初めて“肝斑というシミ”を改善する薬として誕生したトランシーノ。今や内側からのケアだけではなく、外側から透明感のある肌を目指せるスキンケアシリーズも充実。今季はその処方を強化して、私たちの肌を守ってくれます。
トランシーノ ホワイトCクリア[第3類医薬品] 60錠(成人15日分) ¥1600、120錠(成人30日分) ¥2600、240錠(成人60日分) ¥4200/第一三共ヘルスケア
で、肝心の中身をもう少し詳しく。トランシーノが採用している美白有効成分はトラネキサム酸。実はトランシーノを手がける第一三共ヘルスケアは、このトラネキサム酸を初めて開発した会社なんです。だから、そのアプローチにも50年以上のキャリアが。
トラネキサム酸は紫外線等の外部刺激により発生するメラニン生成の指令をブロック、シミの根源の無力化にアプローチしてくれる頼もしい成分。ただ水溶性のため肌に浸透しにくく、肌の上にとどまりがち。それの難題を今回、長年の研究から編み出した独自のトラネキサム酸ブースト処方でクリア! エイジングケア成分や透明感サポート成分ともども、美容成分がより深く届くように進化しました。
トランシーノ 薬用ホワイトニングエッセンスEX II [医薬部外品] 30g ¥4500、50g ¥6300(いずれも参考価格)/第一三共ヘルスケア
トランシーノ 薬用ホワイトニングUVプロテクター[医薬部外品] 30mL ¥2600(参考価格)/第一三共ヘルスケア
トランシーノ 薬用ホワイトニングUVコンシーラー[医薬部外品] 2.5g ¥2600(参考価格)/第一三共ヘルスケア
製薬会社の頼れるシミケア総合ブランド・トランシーノ。ドラッグストアなどでも気軽に手にとれるのもまた魅力です。ぜひチェックしてみてくださいね。
*シミには種類があります。自分にあった対策を、正しい方法で行いましょう。詳しくは公式サイトで。