眉メイクは難敵。いつだって思いどおりにならないし、昔眉から脱却できない。そんな悩めるアラフォーに救世主・長井かおりが立ち上がりました。無理やり描くのではなく、なじませる! 今度こそ苦手脱却です。
☆教えてくれたのは・・・
ヘア&メイクアップ アーティスト 長井かおりさん
無理やり描く完璧眉より80点のなじませ眉が素敵
皆さん、 100点満点の眉を目ざしていませんか? 眉じりはシュッと細くなければ、色は髪色に合わせなければ、左右対称でなければ、そんな昔のセオリーにとらわれすぎるから描く時ドキドキ緊張してしまうし、不自然な眉になってしまうのだと思います。実は今の眉って80点ぐらいのほうが抜け感があって素敵。左右違っていいし、色だってアイメイクみたいに遊んでいいんです。意識するのは『眉頭と眉じりの終点が同じ高さで、なるべく平行になるようつなげる』という一点だけ。後は自分の眉毛の生えている“メインロード”の状態を見極め、舗装工事する感覚。無理やり新たな道を作るのではなく、毛が足りない部分を“植毛”し、地肌をパウダーでならせば完成。自分になじんだ抜け感ある眉が簡単にかないますよ」
ここから卒業したい!
アラフォーにありがち! “なじまない眉”3選はコレ!
<細め弓なり眉 >
角度きつめの細眉は、 アムロ眉時代を経たアラフォーに最も多い"なじまない眉"。古くさい印象はもちろん、近寄りがたい印象になり、 大人ほど損。
<過度に明るい色眉 >
黄みの強いペンシルやマスカラで不自然に明るく仕上げた眉。 若いころはよかったけれど、大人になるほど品なく見えがち。
<不自然な極太眉 >
トレンドの太眉にしようと、貼りつけたような眉になっているアラフォーも。ただ太く描くだけでは不自然だし、かえって古くさい印象。
長井かおり流
アラフォーの"なじませ眉"5か条
1・眉毛の切る、抜くは極力やめる
大人は眉毛はできるだけ抜いたり切ったりしないよう心がける。どうしても眉が長くたれてしまう人は、メイクの最後に慎重に処置を。
2・眉メイクは、ほかのメイクの後で
いきなり眉を描くのは難易度高め。苦手な人ほど眉のメイクは後回しに。アイメイクやリップが決まれば"なじむ眉"が見えやすい。
3・自分の眉の状態をまずは受け入れる
素眉をなきものにして理想 眉を描くのはなじまない眉の元凶。自分の素眉の状態を受け入れて、そこを基本にどう補整するかを考える。
4・“植毛”はグレー、ベースでニュアンス
毛のない部分の"植毛"はブラウンよりグレー。その後にベースの地肌をパウダー の明るめカラーで染めれば、 ニュアンスある自然眉に。
5・左右非対称でも◎。 額縁と考えず遊んで
眉を額縁と考えるからきっちり描かなきゃとプレッシャーに。左右違ってもいいし、ベースの色は気分や服に合わせて遊んでもOK。
☆これがアラフォーが目指すべき「なじませ眉」!
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