眉メイクは難敵。いつだって思いどおりにならないし、昔眉から脱却できない。そんな悩めるアラフォーに救世主・長井かおりが立ち上がりました。無理やり描くのではなく、なじませる! 今度こそ苦手脱却です。
☆教えてくれたのは・・・
ヘア&メイクアップ アーティスト 長井かおりさん
お悩み②
<毛のある範囲は広いのに全体に薄くまばら…。優しい印象になりたい >
彫り深さんの場合は植毛は上側中心に
「眉は下側を足すと思っているかたも多いと思いますが、 橋場さんのように彫りの深い目もとのかたは、下を足しすぎると険しい印象になりがち。なので、足すべきは上側です。全体の形は整っているので、眉の上側をほんの少しだけ足しながら、薄くまばらなところを太めのペンシルでサクサクッと強化する感じに。地肌を染めるパウダーはピンクブレンドで優しい印象に仕上げて」
★これを使いました!
1)1本1本の毛が長い橋場さんに必須な透明マスカラ。適度なツヤ仕上げでいきいき感も。アイブロウジェル¥2,500/RMK Division
2)全体的に薄めの眉は楕円芯で一気に植毛。綾花ナチュラル アイブロー ペンシル32 ¥1,300/光未来
3)どうしても上がらないはみ出し眉のカットに。極薄刃先で繊細にカットできる。コバコ アイブロウシザ ーズ¥3,500/貝印
4)ピンクパウダーでフェミニン印象仕上げ に。ヴィセ リシェ アイブロウ パウダーBR-3¥1,100(編集部調べ)/コーセー
★How to
1.ブラシで眉毛をとかし上げる
まずはスクリューブラシで、眉毛を上方向にとかし上げる。 ぼんやり広範囲な眉の中の"欠け"部分が浮き彫りに。
2.太めグレーペンで薄い部分を補強
薄くまばらな範囲が広いので、細芯よりも太芯を。薄い部分にグレーを重ねて均一に。眉の上側もほんの少し足す。
3.スクリューブラシで定着
設計図の赤の点線で囲んだ部分のピンクとベージュをミックスして塗る。下側はしっかり塗りすぎないで抜け感を。
【POINT】
地肌染めパウダーは、中央のピンクと下のベージュをミックスして使用。
5.ブラシでパウダーを定着させる
スクリューブラシで、同様にもにゅもにゅと押し込むようにしながら、パウダーを眉に溶け込ませる。
6.下にはみ出した眉は透明マスカラでUP
下側にはみ出しがちな長い眉毛は、透明のマスカラで、上にとかし上げて処理。極力カットしないことが大事。
【POINT】
マスカラで持ち上がらない毛だけは、1本ずつ慎重にカット。
★完成!
素眉は全体的にもやもやっと広がった薄くまばらな太眉。セルフ眉では、まばら感そのままに。 長井流眉なら、まばら解消、なじみ感UP。
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