眉メイクは難敵。いつだって思いどおりにならないし、昔眉から脱却できない。そんな悩めるアラフォーに救世主・長井かおりが立ち上がりました。無理やり描くのではなく、なじませる! 今度こそ苦手脱却です。
☆教えてくれたのは・・・
ヘア&メイクアップ アーティスト 長井かおりさん
お悩み③
<眉を整えすぎて、眉の下側が生えてこない…。 憧れはナチュラルな太眉 >
下側を大胆に“植毛”して眉じりを下げて
「設計図を見ると基本ラインよりかなり上昇ラインなのがわかりますよね。眉じりを基本ラインまで下げたいところですが、それだとかなり無理矢理感が出ちゃうので、じわりじわりと近づける意識で、眉の下側はグレーペンシルで大胆に植毛を。眉頭の上側も少し植毛すると自然 な平行線に近づきます。モデルの美女組さん毛を刈り込んでいますが、老け見えのもとに。今後は伸ばすことを心がけて!」
★これを使いました!
1)フレッシュな印象に合わせ地肌染めパウダーはオレンジに。キャンメイク ミックスアイブロウ08¥600/井田ラボラトリーズ
2)光効果で眉毛1本1本に自然な濃淡。立体的な仕上がりに。スティロスルシル204¥2,000・ホルダー¥3,0 00/クレ・ド・ポー ボーテ
★How to
1.グレーペンで下側を植毛する
眉じりと眉全体が基本ラインと平行に近づくよう、グレーのペンシルで昔生えていたであろう眉の下側を植毛する。
2.眉頭上も植毛して平行眉に
基本ラインと平行に近づけるためには、眉頭の上側も植毛が必要。同じくグレーペンで描き足していく。
3.眉頭の美人ゾーンはほんの少し
眉が極端に上がりぎみの場合は、眉頭の鼻すじにつながる美人ゾーンの植毛はほんの少しでOK。
4.スクリューブラシで定着
1〜3でペンで描いたグレーを定着させるために、スクリューブラシで軽く押し込むようにして溶け込ませる。
5.オレンジ+ベージュで地肌を染める
設計図の赤の点線で囲んだ眉全体の地肌に、美女組さんのヘルシーな印象に似合うオレンジ+ベージュパウダーを塗る。
6.ブラシでパウダーを定着
仕上げにスクリューブラシを当て、もにゅもにゅと押し込み、パウダーを定着させて完成。
★完成!
眉の下側に毛がなく、かなりの上昇眉は怒ってなくても「怒っている?」と見られがち。眉の下側を大胆植毛した長井流で自然な太眉に。
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