Isobe's STANDARD▶︎「更新を止めない」デニム
一生。デニム が似合う人でいたいから
甘いブラウスをかっこよく着る。デニムだからかなう、鉄板のスタイル
「私にとって夏の定番デニムスタイルは、Tシャツにリネンジャケットをはおったきれいめカジュアル。もしくはこんなスイートなブラウスとのミックスコーデです。Tシャツやジャケットとは違い、甘口ブラウスはデニム合わせ前提だからこそ手を出せるアイテム。"私にはデニムがある"という安心感でトライできるおしゃれがある、唯一無二の存在だと思います」。
DATA
Denim__upper hights
Blouse__ISABEL MARANT Étoile
Bag__MADE IN MADA
Necklace,Ring__MARIHA
Sunglasses__EYEVAN
Shoes__CELINE
毎年最低でも5本は購入。デニムは超〝最旬主義〟
ファッションエディターという職業のわりに、新しい流行には簡単に飛びつかないし、買い物も慎重派。ただし、デニムとなると話は別です。
今、私のクローゼットの中にあるデニムは、そのほとんどが今年買ったもの! ここ数年、デニムはいわゆるトレンドからは遠ざかっているわけですが、その間も年に5本以上は必ず新調し、そのたびにふるいにかけて残った精鋭たちです。
なぜそんなにデニムを買うのかというと、とにかく好きだから。白シャツ同様、デニムも私にとって一生かけて追求したいスタンダードアイテム。おばあちゃんになってもかっこよくデニムをはきたいから、更新を止めない。これからも新しいものにどんどん挑戦していくつもりです。
時々、「これさえ買っておけばOKというデニムを教えて」と聞かれることがありますが、いつも答えに困ります。デニムは身長や体型によって見え方ががらりと変わるし、服のテイストによって必要な色や形は変わるので、1本に集約させるのはおそらく不可能だと思うのです。
私がアドバイスできるとすれば、「イケてるブランドで探す」ことと「タイプの違う3本をそろえる」こと。後は、「ちゃんと試着する」こと。デニムに苦手意識のある人にこそ試してほしい〝見直し術〟です。
磯部さんの今季のスタメン3本
Right:upper hights
「日本人の体型に合うボーイズタイプはこの10年ですっかり不動の地位に。それだけに、最新のものを選ぶことが重要です。『アッパーハイツ』のグレーデニムなら色もシルエットも今どき」
Center:MOTHER
「今、最もイケてるデニムブランドと言えば『マザー』! 数あるタイプの中から、今季はタック入りのジョッパーズ風をセレクト。着映え度の高いひとクセあるデザインも、柔らかいライトブルーだから女らしくはけます」
Left:AGOLDE
「セレクトショップで最近見かける『エーゴールドイー』。一見なんてことないスリムクロップドですが、ハイウエストですそがちょっとだけ広がってる。このほんの少しのさじかげんが、旬ブランドで探す意義だと思います」
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