エディター・三尋木奈保の「気分が上がる服」最新ワードローブ9

人気エディター三尋木奈保さんが、今まで以上に「服を買う視点が慎重になった」というこの夏、選び抜かれた"気分が上がる服"を軸とした最新ワードローブをお届け。

<映えるトップス>

ふんわりブラウスは一年通して私の定番ですが、今季は手持ちにはない色を買い足しました。大人っぽい、シックなこっくりカラーが共通項。
A:ヴェルメイユ パー イエナのカシュクールブラウス B:ヴェルメイユ パー イエナのケープ風ブラウス

A:ヴェルメイユ パー イエナのカシュクールブラウス

B:ヴェルメイユ パー イエナのケープ風ブラウス

「手持ちのふんわりブラウスは白・ベージュ・ネイビーで、今までだったらやっぱりその3色の中で買い足していたと思うのですが、違う色にトライしてみようという気になったのが今年の成果かも。テラコッタはドライな麻素材なので、意外と気負いなく着こなせます。チャコールは、ほかではなかなか見かけない色みにぐっときて。信頼している大人ブランドだから、新しい色にも安心感がもてます」

<ときめくスカート>

40代にとって、なくてはならないアイテム! ロング丈やフレアのドラマティックなシルエットが大前提。今年はそこに、色や柄のスペシャル感が加わりました。
C:エブールの白ギャザースカート D:エブールのラベンダースカート E:レリタージュ マルティニークのプリントスカート

C:エブールの白ギャザースカート

D:エブールのラベンダースカート

E:レリタージュ マルティニークのプリントスカート

「Cは、ツヤとハリのあるナイロン素材。白ギャザーでも変にロマンティックに転ばず、今っぽいしゃれ感があるのが決め手でした。Dはピンク寄りのラベンダーがとにかく美しくて! ちょっとサファリ感のあるデザインで、色の甘さをセーブしているバランスが優秀です。Eは、レリタージュ マルティニークとのコラボで作らせていただいたもの。今年は柄スカートでときめきが欲しかったんです」

<旬気分の小物>

この夏、目がいく小物はカジュアルなテイストが断然多い! おしゃれの仕上げは、かっちり上質なものより今っぽくて楽しげなもののほうがいい、そんな気分です。
F:アニタ ビラルディのメッシュバッグ G:ラオコーンテのパイソン柄トング

F:アニタ ビラルディのメッシュバッグ

G:ラオコーンテのパイソン柄トング

「このところバッグは小さめにシフトしていたけれど、この夏はカジュアルな迫力が欲しくなって、大きめのメッシュバッグをセレクト。白だからきれいめ感はキープできます。サンダルは、トレンドの甲深トング&辛口のパイソンで気分を変えたいなぁ、と。手持ちのサンダルは、ぺたんこでも華奢なディテールのものが多かったから、面積広めのパイソンレザーが、ききのいいアクセントになります」

<更新した定番名品>

今までつい後回しにしてきた「定番小物の更新」、今年はじっくり向き合ういいチャンスかもしれません。私の場合は、サングラスとパールネックレス。
H.ブランのサングラス I.ソフィーブハイのパールネックレス

H.ブランのサングラス

I.ソフィーブハイのパールネックレス

「去年だったら、毎日の着回し用のカットソーを3枚買っていたぶんの資金を、今年は定番小物の買い替えにあてたいな、と。サングラスは、グレーのクリアフレームが私にしてはクールで今どきな選択。パールは、手持ちのものがコンサバすぎに感じて使用頻度が減っていたのですが、デザイナーブランドならではのモダンな表情のこれなら、今また堂々とつけられる気がして、一点ものの入荷を待って購入」

自分にとっての”スペシャル感”が買い足しの軸に

春から続く世の中の変化を受けて、私の夏のワードローブも、意外と変化があったかもしれません。

フェミニンな服が好き、というベースはそのままですが、「せっかく買うなら気分が上がるものを」という感覚が、今までになく高まっているんです。私も在宅ワークが増えて、以前より外出の機会が減りました。

だからこそ、お出かけする時はちゃんとおしゃれして、気分を上げたい、と思うんですよね。

そんな視点で夏の買い物に向き合ってみると、目がいくのは華があって映えるアイテム。それを勢いまかせに買うんじゃなくて、自分に本当に似合うものか、買う価値があるか、ちゃんと熟考することが大事かな、と。

自分にとって、スペシャルなおしゃれってなんだろう――それを考える、いい機会になりました。

撮影/渡辺修身(物)  スタイリング協力/高橋美帆
※この特集に出てくるアイテムはすべて三尋木さん私物です

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