ライフスタイルが変わりつつある今、大人の服選びにも少しずつ変化が出始めている。 ただ素敵なだけではもの足りない。ブランドのフィロソフィーや女性像に心動かされるから、その服が好きになる、欲しくなる。"せっかく"おしゃれをするのだから、今こそファッションの楽しみや高揚感を運んできてくれる服を!
☆語ってくれたのはこの2人!
松村純子
発田美穂
BRAND: 07
着る人によって魅力が変わる
マディソンブルーの包容力
「"HIGH CASUAL=質のよいものをカジュアルに"をコンセプトに、モードにもフィットするアイテムとバランスを厳選。愛着をもって着続けることで、その人らしさが刻まれていくようなスタイルを、洋服を通じて提案しています」(PR・高橋薫さん)
シャツからスタートしており、エッセンシャルな型は毎シーズン素材を変えて登場。
<ファッションを知っている女性が、さりげなく着こなしているイメージ。こういう大人になりたいな、という確かな女性像を感じます。 From Junko.M>
<オーセンティックな服を成熟した女性が着るという〝王道の素敵さ〞! 20年後もこの服を着こなしていたい。 From Miho.H>
シャツなどの普遍的なアイテムこそ、着る人によってそれぞれのよさが引き立ち、個性ある着こなしになるのが楽しい。つくりも素材もあくまでも上質だから、ずっと長く愛用できるのも心強い。
BRAND: 08
ひとくせあるデザインが
おしゃれ心をくすぐるロエフ
「きちんと見えるシルエットでありながら、ワークウエアのように動きやすく着心地がいいかを吟味。その日を気持ちよく過ごせるような服作りを目ざしています」(ディレクター兼デザイナー・鈴木里香さん)
スカートを作らず、パンツスタイルを提案。そのためパンツのシルエットと動きやすさ、色と素材には並々ならぬこだわりが。
<スタイリングのリズムがいい意味でくずれる、少しだけ攻めたデザインが魅力。一見むずかしそうでも、実は着心地抜群。 From Junko.M>
ベストとパンツが新鮮な、洗練セットアップ。ベストのひとさじのモード感に対して、パンツのシルエットはあくまでも正統派。素材も上質で、色も上品なベージュ。そんな攻めとベーシックのバランスがちょうどよく、おしゃれのレベルを確実にアップしてくれる。
BRAND: 09
ワードローブの要となる
直球ニットはスローンにある
「"最高の脇役"としてのニットを目ざすためには、ディテールや微妙なサイズ感の調整がマスト。作り手と距離の近い日本のメーカーですべて生産することにこだわっています」(スローンプレス・森内敏子さん)メンズ・レディスで展開を分けず、着こなしに合わせサイズを自由に選ぶ楽しさも、このブランドならでは。
<例えばトレンドボトムにトライする時。自分らしい着こなしに引き寄せるために、スローンのニットが欠かせません。 From Miho.H>
上質なニットを、あえてほんのりスポーティなムードで編み上げたニットセットアップ。アップデートされたシンプルだから、どんな着こなしにもアレンジできるのが魅力。結局、毎日のおしゃれで頼りになるのはこんなさりげない服。
BRAND: 10
とにかく華やか!
大人仕様の甘さはドゥロワーで
「独創性と高い技術をもって表現するトラディショナルが基本。贅沢な素材や生地を使った構築的かつ立体的なシルエットのアイテムで、大人のかたが楽しめるファッションを提案しています」(ドゥロワーPR・藤田幸さん)
素材の光沢感、風合い、発色など、一目瞭然の上質さが大人のおしゃれを格上げ。
<着ても、見ても、とにかく気分が上がる服。可愛いけれど、決して〝ラブリー〞にはならないさじかげんはさすが。 From Junko.M>
<着ているとほめられることが多い!少しだけクセのある甘さが実はタイムレスで、結果、長く愛用している服ばかり。 From Miho.H>
生地をたっぷりと贅沢に使った、ドレープが美しく流れるスカート。プリントもすべてオリジナルで、独特のカラーリングやパターンが光る。フューシャピンクのスカートにケリーグリーンのパンプスを合わせる配色も、このブランドらしさ。大人がきれいな色を大胆に着こなす魅力を再認識させてくれる。
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