ドラマを紹介してくれたのはこの人
桂まり●かつらまり
①世界的なヒットを記録したサバイバルパニックアクションの続編「新感染半島 ファイナル・ステージ」
今作の主演は、韓国では誰もが認めるイケメンの代名詞で、神懸かった十頭身の演技派カン・ドンウォンさん。魅力満載なので、さらにファンが増えそうです!
▼カン・ドンウォンさんのインタビュー
●『新感染半島 ファイナル・ステージ』に出演を決めた、いちばんの決め手になったポイントを教えてください。
ー事前に監督とお話しすることが出来て、シナリオ・ヴィジョンが良いなと感じたことだと思います。
●前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』の感想を教えてください。
ーとても楽しかったです、わくわくしました。4年前に劇場で拝見しました!
●『ソウル・ステーション』、『新感染 ファイナル・エクスプレス』に次ぐ作品ということでどのような思いで挑まれましたか?プレッシャーはありましたか?
ー監督とたくさんの話し合いをして、自信をもって挑むことができました。過去2作とまったく違う映画ですし、ポストアポカリプス背景の映画にぜひ出演したいと思っていたので、良い経験となりました。
●ヨン・サンホ監督とは打ち合わせを重ねましたか?どのようにコミュニケーションをとっていったのでしょうか?監督の印象もお願いします。
ーこの準備時期はロサンゼルスにいたので、リモート会議でたくさんコミュニケーションをとりました。監督は本当に愉快な方で、もともと抱いていた印象よりもっと愉快で面白い方でした。すごく優しい方だと思います。もともとクールな印象だったので、イメージと違いました!器の大きい監督で安心して撮影できました。
●今回演じたジョンソクは、どのようにキャラクターを構築していかれましたか?
ーとにかくシナリオに忠実に演じました。シナリオの初稿をもらった時にはジョンソクのキャラクターは断片的な部分もあったので、その点をどんどん肉付けして立体的な人物にしていこうと考えました。観客の皆さんが、しっかりとジョンソクのあとを追って映画を観ることができるようにジョンソクの心の変化・心境の変化を見せられるように努力して演じました
●本作でのアクションは、これまでの作品と違いはありましたか?ゾンビと戦うのは初めてだと思うのですが、難しさなど教えてください。
ー今までのアクションと違うところは、やはりゾンビとのアクションという点ですね。ゾンビとの戦いが難しかったです。ゾンビ役の方が怪我してしまわないように、こちらもすごく注意をしながらアクションをしました。ゾンビ役の方はある程度、動きが決められていて防御ができないので、こちらも気を付けながら演じました。
②韓国ノワールの新たなる衝撃作「鬼手」
孤高の天才棋士配役の妙、キャラクターごとに異なる色味や質感にまでこだわったセットや映像の美しさでグイグイ引き込まれます。クォン・サンウさんはもちろん、円熟した役者たちの息をのむ怪演、ジェットコースターのようなストーリー展開で、韓国ノワール界の衝撃作と話題に。
脇を固めるのはドラマでもお馴染みの「ゴハン行こうよ🖤2」「まぶしくて 私たちの輝く時間」のキム・ヒウォンさん、「熱血司祭」のキム・ソンギュンさん、「ウォッチャー」のホ・ソンテさん、そして人気急上昇中のウ・ドファンさん。もうフルコースをいただいた満足感です。リ・ゴン監督は本作が長編デビュー作と知り驚愕!
③格闘家とベテラン神父が悪に挑む!「ディヴァイン・フューリー 使徒」
名優アン・ソンギさん、ウ・ドファンさん、そして『パラサイト 半地下の家族』(ソジュンさんもカメオで出ていましたね!)の親友チェ・ウシクさんとの共演も話題に。映画は、めくるめくアクションシーン満載のエクソシストもので、夏にはやっぱり恐怖映画、という方にも、セロイ以上に(!?)格好良すぎるソジュンさんを拝みに詣でるも良しです。
④痛快アクションコメディー「熱血司祭」
主演のキム・ナムギルさんが、漫画の表情を参考にしたというだけあり、変幻自在の演技で昨年のSBS演技大賞では大賞を受賞。どこか憎めない敏腕検事を演じた、ミスコリアでソウル大学出身の才女イ・ハニさんも振り切った演技で最優秀賞演技賞、キム・ソンギョンさんが優秀演技賞、他脇を固める役者さんたちも助演演技賞、新人演技賞と、8冠、キャスト10名が受賞するという快挙を成し遂げて話題となりました。舞台出身の役者たちの活躍も見どころです!チームの結束の力が作品全体に行き渡った、まるで映画のような完成度の高いドラマなのでお見逃しなく!
⑤ミリオンセラー小説、待望の映画化「82年生まれ、キム・ジヨン」
"キム・ジヨン"は82年に最も多く名付けられた女子の名前だそうで、昨年ソウルの取材先で会った女性も同姓同名。「あ!」と気づくと、「そうなんです」と微笑んでいました。原作も興味深く、夢のようなキャスティングにも惹かれ、昨年10月に旅先の釜山で観たのですが、期待通りの深く考えさせられるじんわり沁みる作品でした。ぜひ映画館に足を運んで観ていただきたい!
⑥カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「パラサイト 半地下の家族」
『エクストリーム・ジョブ』の美しいイ・ハニさんはハリウッドにも進出予定だとか。ミスユニバース第4位、ソウル大学出身、特技は伽耶琴、パンソリという多才な女優さんです。ドラマ「熱血司祭(原題)」でも熱演が光っていました。そしてこの作品のイ・ビョンホン監督が脚本・監督を手がけたドラマ「メロが体質(原題)」も面白いと評判なので早く観たい!映画にもこのドラマにも若手名脇役コンミョンさんがキャスティングされています。『ガールコップス』は『怪しい彼女』が好きならきっと気に入ると思う作品。個性派のベテラン女優ラ・ミランさんと、モデル出身のチャーミングなイ・ソンギョンさん演じる警察官が事件と立ち向かう姿がコミカルで爽快!同じくわたしは機上で観た作品なのですが、現在日本公開中の『毒戦 BELIEVER』も良くできています。
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